県内162か所で枝豆を同時栽培 SNSでつなげる食育体験 パルシステム群馬2023年4月18日
生活協同組合パルシステム群馬は4月下旬から、群馬県内の保育施設など162か所と連携し、枝豆を同時に栽培する。子どもたちが土と触れあい食べものの成長を見守る様子をSNSへ投稿を呼びかけ、収穫までの喜びを分かち合う。
収穫した枝豆を味わう子ども達
枝豆の同時栽培には、県内162か所の保育園や幼稚園、こども園に通う幼児やパルシステムを利用する家庭の子どもたちが参加。参加者には、群馬産直協議会「めぐるんま」の生産者が枝豆の種子と栽培方法の動画を事前に送り、子どもたちは自らの手で栽培を始める。
えだまめ作りでは、発芽から収穫までの成長の様子を伝えたり、困りごとを相談するツールとしてLINEオープンチャットを活用し、投稿により参加者同士や生産者、パルシステム群馬の利用者や役職員などと共有。また、投稿画像は「えだまめ栽培グランプリ」の審査対象とし、10人に産地賞を授与する。
群馬産直協議会「めぐるんま」は、パルシステム群馬と県内の3産地「野菜くらぶ(昭和村)」「くらぶち草の会(高崎市)」「利根川生産者グループ(伊勢崎市)」、パルシステム連合会がともに立ち上げた協議会。利用者である組合員と産地との交流や地産地消の取り組みを通じて相互理解を深め、持続可能な農業の発展や生活者の健康な暮らしと活気ある地域づくりを目的とし、群馬の魅力を発信する様々な活動をしている。
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