地域での役割を体感 配送職員が新人研修で里山体験 パルシステム東京2023年4月21日
パルシステム東京は5月2日、稲城市に所有する山林「いなぎめぐみの里山」で新人職員への研修を実施。地域交流の場である里山が環境保全に果たす役割を学び、竹林の間伐作業などを体験する。
里山体験の研修には、宅配事業の拠点である配送センターに配属される新卒職員8人が参加。敷地内竹林の間伐やタケノコ掘りなど、里山整備を通して環境保全や自然と共生する社会づくりの大切さを体感する。住宅地近隣の自然環境を保全し、地域住民との交流を促進する「いなぎめぐみの里山」の取り組みを学び、商品を届けるだけではない地域の「パルシステムの顔」としての自覚を育む。
2021年に行なわれた職員による竹林の定期整備
「いなぎめぐみの里山」は、30年以上放置されていた山林をパルシステム東京が買い取り、農業や竹林整備の体験ができる交流の場として再生させ2004年に開設。2018年には稲城市から自然環境保全地域として指定されている。
敷地内にはピザ窯を設置した交流スペースを設け、はたけの収穫体験などが楽しめる。年間40回近く開かれる農作業や自然遊びの体験企画には約3000人が参加し、利用者をはじめ地域住民の交流の場として親しまれている。
「いなぎめぐみの里山」敷地内のイメージ
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