ソーラーシェアリングの郷 匝瑳市でアースデイパーティー開催 匝瑳おひさま発電所2023年4月25日
市民エネルギーちばと匝瑳おひさま畑は、ENEOSイノベーションパートナーズ、SBIエナジー、アグリツリーとの共同事業となる「匝瑳おひさま発電所」が4月1日に商用運転を開始。同22日に「ソーラーシェアリングの郷"匝瑳"アースデイパーティー」を開催した。
匝瑳おひさま発電所
同発電所は、国内最大規模を誇る"ソーラーシェアリングの郷"である千葉県匝瑳市飯塚開畑地区の耕作放棄地約6万4500㎡を利用し、発電出力1920kW、パネル出力2702.8kWの太陽光発電を行う。
また、下部農地では、匝瑳おひさま畑および地域の農業生産法人Three little birdsによるJAS有機100%で穀物を中心とした栽培を行うことで、脱炭素化や環境保全と、雇用の創出・食料自給率の向上を目指す「地域共生型再生可能エネルギー事業」となる。
匝瑳おひさま発電所ソーラーシェアリングの竣工とソーラーシェアリングアカデミー創設発表も含め、これまでの9年に渡る匝瑳市での活動に協力への感謝を振り返り、これからの未来創りへの交流の場として「ソーラーシェアリングの郷"匝瑳"アースデイパーティー」を開催。
当日は、全国から約200人以上が来場し、33人のゲストスピーカーによるトークセッションなどが行われ、植樹など地元の人々も交えてオープンな交流会を行なった。
ソーラーシェアリングの郷"匝瑳"アースデイパーティーでのくす玉割り(22日、千葉県匝瑳市で)
同事業は、千葉県匝瑳市で「地域共生型ソーラーシェアリング」を実践してきた市民エネルギーちばが中心となり、2022年4月にソーラーシェアリングによる発電事業を手掛けるために設立された特別目的会社「合同会社匝瑳おひさま発電所」に、同事業の農地の所有者で、認定農業者である匝瑳おひさま畑、ENEOSホールディングスのCVCであるENEOSイノベーションパートナーズ、国内でソーラーシェアリング事業を展開するSBIエナジー、全国でソーラーシェアリングの導入サポートを行うアグリツリーが共同出資。
また、千葉銀行から「ちばぎんSDGsリーダーズローン(グリーンローン型)」 によるサステイナブルファイナンスを受ける形で実施している。
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