北海道芽室町と連携協定締結「relay」で事業承継を支援 ライトライト2023年4月26日
事業承継マッチングプラットフォーム「relay」を運営する株式会社ライトライト(宮崎県宮崎市)は、北海道河西郡芽室町と事業承継推進に関する連携協定を締結した。
連携協定を締結した芽室町の手島旭町長(左)とライトライト自治体・パートナー連携担当リーダーの松田氏
北海道・十勝平野の中央部に位置する芽室町は、日高山脈を背に大自然の懐に抱かれたまち。地理的な物流条件の良さや、帯広市に隣接する立地条件を活かし、農産物などの豊富な地場資源を活用した食料品製造業を中心に発展してきた。
新嵐山展望台から眺める十勝平野の雄大なパノラマ。畑と耕地防風林がパッチワークのように広がる
一方、近年では地域に根ざした企業で創業者の高齢化が進み、後継者が不在となるケースが増えており、進学や就職を機会として若年層の転出が著しく、今後さらに地域経済に大きな影響を与えることが懸念される。
同社は芽室町との連携で、事業承継マッチングプラットフォーム「relay」の運営によって事業承継に関する蓄積されたノウハウとナレッジを活用し、同町の事業承継の推進に向けて取り組む。
段階的には、芽室町の事業者を対象としたrelayによる後継者候補の募集や、移住の受け入れから事業の引き継ぎまで全面的にサポートするプロジェクト「relay the local」の共同運営を目指す。
これらの取り組みにより、芽室町の第三者事業承継による事業の存続を目指し、「芽室町まち・ひと・しごと創生推進計画」に掲げる、安定した産業と雇用を創出し、誰もが活躍できる社会づくりに貢献する。
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