日本大学と産学連携 食と福祉で地域貢献を実学 パルシステム神奈川2023年4月28日
生活協同組合パルシステム神奈川は2023年度、日本大学生物資源科学部食品ビジネス学科の2つのゼミで、年間を通じた県内産学連携を開始。学生はパルシステムの食と福祉の事業活動を通じた地域貢献の考え方を学び、県内産地やメーカーとともに地産地消や地域活性の実践の場に参加していく。
パルシステムの取り組みを学び、自身の視点で食の課題を考える学生
年間を通した産学連携は、同学科の川手督也教授と谷米温子準教授のゼミに所属する3年生26人と開始。パルシステム神奈川は職員を講師として派遣し、「協同組合」や「地域連携の実践事例」などのテーマで講義するほか、取引する産地やメーカーの協力を得た交流会の開催などを予定している。
初回の講義は4月24日に行われ、「食を通じたより良い地域づくり」を学生それぞれの視点で考え、食品ロスや自身の食の課題などについて、解決に向けたアイディアを出し合った。次回以降は、『「食」×「居場所」×「作り手」の掛け算の力による地域課題解決』を研究テーマに、県内産地やメーカーと連携した地域づくりの学びを深めていく。
日本大学との産学連携の試みは2022年6月から開始。パルシステムの産地や商品づくりを学び、魅力を感じたという学生らの発案により、産直産地の青果を活用したお菓子作り教室なども開催した。企画には、宅配の利用者親子9家族19人が参加し、学生たちの視点から産地や商品を伝えている。
2022年の日本大学学生講師による親子料理教室
◎日本大学×パルシステム年間産学連携の予定
6月:産地・メーカーと学生の交流会
12月:学生による年間の学び発表会
その他、随時両者の企画立案によるイベントなどを開催
重要な記事
最新の記事
-
米の価格 過去最高更新 60kg2万6485円 茨城産あきたこまち4万円超2025年3月19日
-
政府備蓄米 第2回入札3月26日から実施 農水省2025年3月19日
-
「国賊」と「下剋上」【小松泰信・地方の眼力】2025年3月19日
-
神奈川県横浜市の歴史的風致維持向上計画を認定 農水省など2025年3月19日
-
高山市、国見町、奈良市の歴史的風致維持向上計画(第2期、第3期)を認定 農水省など2025年3月19日
-
GI取得「高山きゅうり」など農畜産物・加工品7産品 農水省2025年3月19日
-
JAグループ宮城ICT搭載農機実演研修会を開催 JA全農みやぎ2025年3月19日
-
有機質肥料「エコべジP721」発売 JA全農岐阜がJAぎふ・片倉コープアグリと共同で商品化2025年3月19日
-
サキホコレで咲き誇れ!~「ハレの日」企画 イラストレーター「凪」さんデザイン「サキホコレ」米袋数量限定販売 JA全農あきた2025年3月19日
-
「新潟ハーフマラソン2025」開催!参加賞としてニッポンエールグミを提供 JA全農にいがた2025年3月19日
-
「にいがた酒の陣2025」で新潟米をPR JA全農にいがた2025年3月19日
-
栃木県産「とちあいか」果汁使用「ストロベリーホワイトモカ」新発売 JA全農2025年3月19日
-
廃棄野菜を動物園の餌に 農林中金の紹介で九州西濃運輸が参画 長崎バイオパークとJA島原雲仙2025年3月19日
-
農福連携がテーマの直売所「ベジポケット」4月1日にオープン JA横浜2025年3月19日
-
SEADS(シーズ)令和6年度修了式 JA鶴岡2025年3月19日
-
地元の麦でまえばしうどん 麦豚カレーはスパイシーで味わい深く JA前橋市2025年3月19日
-
管内の恵みをジャムに いちごとうめ JA水戸2025年3月19日
-
コシヒカリの魅力、磨き上げ 7つの基準に生産者の誇り JA福島さくら2025年3月19日
-
【次期酪肉近本文案】酪農拡大路線を転換 生乳目標732万トン据え置き2025年3月19日
-
【JA全農の若い力】飼料畜産中央研究所(2)飼料品質で経営支援 山口真弥さん2025年3月19日