大田市場発「みたあじ」規格外野菜の理解促進へ「SUNDAY MARCHE」オープン2023年5月23日
大田市場の青果仲卸で、東京促成青果グループのサンオオタ(東京都大田区)が運営する、規格外野菜専門店「みためとあじはちがう店」は5月28日、HOTEL THE KNOT YOKOHAMA(横浜市西区)1Fのレストラン「SMOKE DOOR」で規格外野菜を販売するPOP-UPショップ「SUNDAY MARCHE(サンデーマルシェ)」をオープンする。
"みたあじ"の愛称で親しまれる「みためとあじはちがう店」は、大田市場の仲卸業者が抱える悩みから始まった。
日本では、年間500万トン以上のフードロスが発生しているが、その中でも事業者によるフードロスは250万トン以上で、規格外野菜がその一部を占める。
傷や変形など市場流通の規格にそぐわないために消費者に届かない規格外野菜は、味は規格野菜とほとんど変わらず、おいしく食べられるものばかり。
「みたあじ」は、毎日大量に廃棄される規格外野菜を救い、消費者に美味しく届けるため、何らかの理由で流通にのらなかった規格外野菜をオンラインショップで販売している。
このほどスタートする「SUNDAY MARCHE」は、規格外野菜の理解促進・認知拡大を目的としたプロジェクトの第一弾。規格外野菜をより身近に感じられるよう、「みたあじ」の取り組みに共感する横浜の薪火レストラン「SMOKE DOOR」で規格外野菜を隔週日曜日に販売。併せて、規格外野菜を使ったスペシャルメニューも提供する。
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