規格外野菜の定期配送「ロスヘル」1年で出荷総数1万箱突破 エクネス2023年5月30日
エクネス株式会は、食品ロス削減のため、「規格外野菜」を定期配送するサービス「ロスヘル」が5月24日にサービス開始から1周年を迎え、出荷総数は1万箱を突破。これを記念して、オリジナルエコバックをプレゼントする。
同社が展開する「ロスヘル」は、これまで捨てられていた「規格外野菜」を定期配送するサービス。「規格外野菜」は、味に問題はないが、サイズが大きすぎる、逆に小さすぎる、または形が不揃いなどの理由で一般の流通ルートに乗らず、廃棄されてしまう野菜。味は「規格品」と比べても遜色はないため、「ロスヘル」では、規格外野菜を全国各地から調達し、一般的な価格より最大30%程度安く毎月1回配達している。定期便は月2052円〜5292円(税込)で提供。
サービス開始当初はわずか30箱の出荷数だったが、法人向けのプランも含めると1年で出荷数1万箱にまで拡大。人気の背景には、SDGsへの関心の高まりがあり、ロスヘルの定期購入者の中心は、都市部で暮らす30代〜40代の女性となる。この春には新たに福利厚生の一環として企業が契約する「法人向けプラン」も開始。契約すると、規格外野菜が会社、あるいは従業員の自宅のいずれかに届く。
同社では、サービス開始1周年を記念して、ロスヘルのオリジナルエコバックをプレゼント。エコバックのカラーは、Instagramの投票機能を使って募集し、ユーザーと一緒につくり上げる。
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