世界農業遺産認定地域和歌山県みなべ町で「梅収穫ワーケーション」開催2023年5月30日
(一社)日本ウェルビーイング推進協議会が主催する「世界農業遺産活性化プロジェクト」は5月1日~7月9日、「梅収穫ワーケーション」を和歌山県みなべ町で開催している。同事業は、普段の仕事をリモートワークでこなしながら、自然あふれる地域で体を動かし、作業に没入する体験を通じて“真のワーケーション”体験を創出。人材開発、地域活性と同時に、一次産業への関心を拡大する実例として注目されている。
梅収穫ワーケーションは、同事業を主宰する島田由香さんがワーケーションのために度々和歌山県へ訪れていたことをきっかけに始まった。日本一の梅の産地で、世界農業遺産認定地域でもあるみなべ町の基幹産業である梅栽培で、梅農家が抱える人口減少・高齢化・後継者や人材不足などの課題があることを知り、2022年6月に初めて1か月間で開催。1年目で延べ240人の都市部を中心とする働く人々が集まり、収穫のピークを迎える11軒の梅農家で作業を手伝った。
昨年の経験を経て、アンケート等の結果、「参加者のウェルビーングが上がった」という実績や農家、自治体のニーズを受け、今年は5月、6月、7月の3か月にわたって、19軒の梅農家で実施。5月は広大なエリアに敷き詰められる青いネットを張る作業とそのための準備、6月は梅の収穫(青梅をもぐ、熟した梅を拾う)、7月は塩水に浸かった梅を何度もひっくり返しながら干すなどの作業がある。
◎「梅収穫ワーケーション」開催概要
期間:5月1日~7月9日
場所:和歌山県みなべ町にある19軒の梅農家の梅畑
参加費:無料
申込方法:下記URLからフォームを送信
※申し込み必須
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