売上高は10.3%増 2023年3月期決算短信 日本製紙2023年6月5日
日本製紙株式会社は、2023年3月期の決算短信(2022年4月1日~2023年3月31日)を発表した。
連結売上高は1兆1526億4500万円で前年同期比10.3%増となった。連結営業損失は268億5500万円、連結経常損失は245億3000万円、親会社株主に帰属する当期純損失は504億600万円となった。
紙・板紙事業では、印刷・情報用紙は需要が低調で国内販売数量は前期を下回った。板紙は飲料関係向けの需要が堅調だったものの、自動車関連や工業製品向けなどは低調に推移し、国内販売数量は前期をわずかに下回った。一方、製品の価格修正が寄与し売上高は前期を上回った。この結果、売上高は5632億4600万円で前年同期比5.9%増となった。営業損失は292億2100万円となった。
生活関連事業では、家庭紙でペーパータオル等の販売が好調であったことにより、販売数量は前期をわずかに上回った。液体用紙容器は、食品価格全般の値上がりにより需要が低迷する中、給食牛乳向けSchool POPの採用拡大や充填機販売に伴う拡販により、販売数量は前期を上回った。海外事業は、製品の価格修正が寄与したことや円安の影響などにより、売上高は前期を上回った。この結果、売上高は4400億5900万円で前年同期比13.9%増となった。営業損失は78億1800万円となった。
エネルギー事業では、原燃料価格の高騰による電力価格の上昇などに加え、2023年2月より勇払エネルギーセンター合同会社のバイオマス専焼発電設備が営業運転を開始したことにより、売上高は前期を上回った。この結果、売上高は499億800万円で前年同期比56.9%増となった。営業損失は17億3400万円となった。
木材・建材・土木建設関連事業では、新設住宅着工戸数は前期をわずかに下回ったものの製品価格が堅調に推移したことに加え、バイオマス発電向け燃料チップなどの販売が拡大したことにより、売上高は前期を上回った。この結果、売上高は688億9600万円で前年同期比6.8%増となった。営業利益は88億9400万円で前年同期比16.8%増となった。
重要な記事
最新の記事
-
路線バスを使おう【消費者の目・花ちゃん】2025年1月11日
-
シンとんぼ(124) -改正食料・農業・農村基本法(10)-2025年1月11日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践 (41) 【防除学習帖】第280回2025年1月11日
-
農薬の正しい使い方(14)【今さら聞けない営農情報】第280回2025年1月11日
-
R・ケネディ・ジュニア氏が米国農務省長官顧問に指名された意味(2) 国際ジャーナリスト 堤未果氏2025年1月10日
-
鳥インフル 愛知県で続発22、23、24例目2025年1月10日
-
農地面積 1.1万ha減 目標面積下回る 2023年2025年1月10日
-
米価の見通し「高くなる」判断 過去最高値の「76」 米穀機構2025年1月10日
-
今年の一文字は「進」 山野JA全中会長2025年1月10日
-
(417)100年の流れ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年1月10日
-
JA貯金残高 108兆6262億円 11月末 農林中金2025年1月10日
-
鳥インフル 米イリノイ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年1月10日
-
高校生が和牛飼育の取り組み競う「第8回和牛甲子園」16日から開催 JA全農2025年1月10日
-
愛知県産バラで新年を祝う「新春 バラ花束25%OFFキャンペーン」開催中 JAタウン2025年1月10日
-
「博多あまおう」5%OFF「あけおめ!あまおめ!新春セール」開催 JAタウン2025年1月10日
-
本日10日は「魚の日」福島県常磐沖産ひらめ漬け丼など特別価格で販売 JAタウン2025年1月10日
-
濃厚な甘さと豊かな香り「岐阜県産いちご『濃姫』フェア」12日から開催 JA全農2025年1月10日
-
焼き芋やスイーツを堪能「三島甘藷祭り」JA直売所などで開催 JAふじ伊豆2025年1月10日
-
産地直送通販サイト「JAタウン」新規会員登録キャンペーン実施中 JA全農2025年1月10日
-
ホスピス在宅「ビーズの家」運営のbeadsへ出資 農林中金キャピタル2025年1月10日