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神奈川限定「丹沢大山茶」使用「ミルクハーバー」新発売 無印良品2023年6月7日

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無印良品を展開する良品計画は、神奈川の茶畑再建に取り組む茶来未(神奈川県藤沢市)と、県内の茶生産を取り巻く社会課題を解決するため、横浜銘菓を展開するありあけ(神奈川県横浜市)の協力を得て、丹沢大山茶を練り込んだ「ミルクハーバー丹沢大山茶」を開発。6月9日から無印良品神奈川エリア37店舗と、オンラインストア内「諸国良品」で数量限定で販売する。

ミルクハーバー丹沢大山茶ミルクハーバー丹沢大山茶

良品計画は、地域課題に取り組むため、2021年9月から地域事業部を設置。その1つである横浜事業部では、活動の一つとして神奈川の地域産品を横浜エリアの店舗で紹介・販売している。

今回の商品化につながったお茶は神奈川県松田町で栽培されているもの。古くからお茶が栽培されてきた松田町は、昼夜の寒暖差や霧などにより香りのよいお茶が作られてきたが、お茶づくりに適した山の斜面での重労働や、生産者の高齢化・後継者不足などの理由で耕作放棄地が拡大。里山の荒廃・減少など多くの課題がある。

また、ライフスタイルの変化に伴いお茶の飲み方も変化。手軽に購入して携帯できるペットボトル茶が普及・浸透したこともあり、手間をかけてお茶を急須で淹れて飲む人が減り、茶葉自体の消費量が減少したことで、販売店の減少や小規模取引の流通も難しくなっている。

今回、神奈川県のお茶の再建に取り組む茶来未とともに、この課題解決のため地元企業を広く活動に巻き込もうと、手に取りやすい価格でお茶と合うお菓子作りを検討。横浜銘菓を展開する「ありあけ」とのコラボレーションが実現した。

「ミルクハーバー丹沢大山茶」に使った神奈川県松田町寄(やどろき)地域を中心に栽培された「丹沢大山茶」は、2022年9月から横浜市内の一部店舗で販売。店舗では、自分で淹れて飲むお茶の良さを伝えるためのお茶の入れ方教室などワークショップも実施している。

商品の開発にあたっては、「ミルクハーバー」の美味しさを保ちながら、より緑茶を感じられるよう、パッケージは、無印良品店舗で違和感なく販売できるシンプルな体裁に。ベースの色は緑茶ならではの少し黄味がかった緑を採用し、贈り物需要を考え化粧箱は熨斗をイメージしたデザインにした。また、横浜から世界に広がった日本茶に由来し、ありあけのミルクハーバーのパッケージに描かれている「さいべりあ丸」は、茶畑をイメージした「山」を抜けた先の海に配した。

丹沢大山茶ティーバッグ丹沢大山茶ティーバッグ

同時に「丹沢大山茶ティーバッグ」も数量限定で発売。「ミルクハーバー丹沢大山茶」は1個160円で2340個限定。5個・化粧箱入り(800円)は5000箱限定。「丹沢大山茶ティーバッグ」1袋・7ティーバッグ入り(600円)は900袋限定。いずれも価格は税込。

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