パルシステムの宅配を活用した高齢者向けサービス「消費者白書」で事例紹介2023年6月14日
消費者庁が6月13日に公表した「令和5年版消費者白書」で、定期的に利用者宅を訪問する宅配の特性を活用したサービスを伝えるパルシステムの高齢者向けカタログ「きなりセレクト」と、安否確認サービス「見守り安心サービス」が事例として紹介された。
見守り安心サービスイメージ
「きなりセレクト」は、カタログと注文書が一体化したもので、商品画像の隣に注文欄を設けている。通常の注文時に発生するカタログと注文用紙を照合する手間を省き、カタログ上に直接記入するだけで注文できる。生協の宅配利用を未経験だった高齢の利用者でも負担なく注文できるよう、2015年からサービスの提供が始まった。
一方、「見守り安心サービス」は、定期的に利用者宅を訪問する生協宅配ならではのしくみ。60歳以上の利用者を対象に、毎週の配達で在宅の有無などを家族に知らせるとともに、「郵便物がたまっている」など異変を配送職員が察知した場合は、家族や地方公共団体へ連絡する。
パルシステムの事例は「第1部第2章 【特集】高齢者の消費と消費者市民社会の実現に向けた取組」の65ページに掲載。白書では「高齢社会の課題に対応した様々な取組を行っている」と評価されている。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】小麦、大麦に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 滋賀県2025年4月22日
-
米の海外依存 「国益なのか、国民全体で考えて」江藤農相 米輸入拡大に反対2025年4月22日
-
【地域を診る】トランプ関税不況から地域を守る途 食と農の循環が肝 京都橘大学学長 岡田知弘氏2025年4月22日
-
JA全中教育部・ミライ共創プロジェクト 子育て、災害、農業のチームが事業構想を発表(1)2025年4月22日
-
JA全中教育部・ミライ共創プロジェクト 子育て、災害、農業のチームが事業構想を発表(2)2025年4月22日
-
農産品の輸出減で国内値崩れも 自民党が対策提言へ2025年4月22日
-
備蓄米売却要領改正で小売店がストレス解消?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年4月22日
-
新入職員が選果作業を体験 JA熊本市2025年4月22日
-
JA福岡京築のスイートコーン「京築の恵み」特価で販売中 JAタウン2025年4月22日
-
米の木徳神糧が業績予想修正 売上100億円増の1650億円2025年4月22日
-
農業×エンタメの新提案!「農機具王」茨城店に「農機具ガチャ自販機」 5月末からは栃木店に移動 リンク2025年4月22日
-
「沸騰する地球で農業はできるのか?」 アクプランタの金CEOが東大で講演2025年4月22日
-
「ホテルークリッシュ豊橋」で春の美食祭り開催 東三河地域の農産物の魅力を発信 サーラ不動産2025年4月22日
-
千葉県柏市で「米作り体験会」を実施 収穫米の一部をフードパントリーに寄付 パソナグループ2025年4月22日
-
【人事異動】杉本商事(6月18日付)2025年4月22日
-
香川県善通寺市と開発 はだか麦の新品種「善通寺2024」出願公表 農研機構2025年4月22日
-
京都府亀岡市と包括連携協定 食育、農業振興など幅広い分野で連携 東洋ライス2025年4月22日
-
愛媛・八幡浜から産地直送 特別メニューの限定フェア「あふ食堂」などで開催2025年4月22日
-
リサイクル原料の宅配用保冷容器を導入 年間約339トンのプラ削減へ コープデリ2025年4月22日
-
【役員人事】カインズ(4月21日付)2025年4月22日