営農型太陽光発電で台湾から視察 意見交換を実施 千葉エコ・エネルギー2023年6月19日
千葉エコ・エネルギーは6月14、台湾財団法人中衛発展センターと台湾の若手農家15人の計24人の現地視察の受け入れ、台風や日射の強弱など営農型太陽光発電における設計や技術に関する意見交換を行なった。
台湾財団法人中衛発展センターと台湾の若手農家による視察の様子(14日、千葉市で)
日本でも、経済安全保障の観点から食料とエネルギーの問題は喫緊の課題となる中、営農型太陽光発電事業は一つの解決策として期待されている。千葉エコ・エネルギーでは日本で制度が開始された2013年から取り組みを進めている。
視察当日は自社のほ場である営農型太陽光発電設備「千葉市大木戸アグリ・エナジー1号機」(千葉市緑区)で、設備見学会を実施。営農型太陽光発電における太陽光パネル下の農作物の生育状況や気候変動における再生可能エネルギーの利用価値や可能性について幅広く意見交換した。今回の視察において、台湾の課題として関心が強かった分野は「台風にも十分に耐えられる設計」、「日本よりも強い日射を抑えて農作物が作る技術」について、同社の経験や知見を元に情報を提供した。
一つの土地で農業生産とエネルギー生産を両立する営農型太陽光発電事業は、様々な国と地域でそれぞれ抱える社会問題解決のために、政策的な後押しも含め導入が進んでいる。
・土地の面積に限りがある島国は土地の二重利用を行うことで国土の有効活用
・頭上に太陽光パネルを設けることで地面からの過度の蒸散を防ぎ水資源を保護
・脱炭素社会実現に向けた再生可能エネルギー導入
重要な記事
最新の記事
-
埼玉県内で鳥インフルエンザ 国内11例目2024年11月25日
-
【JA部門】全農会長賞 JA山口県 「JAならでは」の提案活動で担い手満足度向上 TAC・出向く活動パワーアップ大会20242024年11月25日
-
5年ぶりの収穫祭 家族連れでにぎわう 日本農業実践学園2024年11月25日
-
鳥インフル 米イリノイ州、ハワイ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月25日
-
「JA集出荷システム」と生産者向け栽培管理アプリ 「AGRIHUB」をシステムで連携 農業デジタルプラットフォームの構築目指す JA全農2024年11月25日
-
卓球世界ユース選手権 日本代表を「ニッポンの食」でサポート JA全農2024年11月25日
-
佐賀県産「和牛とお米のフェア」みのる食堂三越銀座店で開催 JA全農2024年11月25日
-
JA全農×農林中金「酪農・和牛の魅力発信にっぽん応援マルシェ」新宿ルミネで開催2024年11月25日
-
EXILE NESMITH監修 くまもと黒毛和牛『和王』の特別メニュー提供 JA全農2024年11月25日
-
「第1回全国冷凍野菜アワード」最高金賞のJAめむろなど表彰2024年11月25日
-
「熊本県産和牛とお米のフェア」大阪の直営3店舗で12月1日から開催 JA全農2024年11月25日
-
都市農業・農地の現状と課題 練馬の野菜農家を学生が現地調査 成蹊大学2024年11月25日
-
食育イベント「つながる~Farm to Table~」に協賛 JQA2024年11月25日
-
薩州開拓農協と協業 畜産ICT活用で経営の可視化・営農指導の高度化へ デザミス2024年11月25日
-
「ノウフクの日」制定記念イベント 東京・渋谷で開催 日本農福連携協会2024年11月25日
-
省スペースで「豆苗」再生栽培「突っ張り棒」とコラボ商品発売 村上農園2024年11月25日
-
在ベトナム農業資材販売会社へ出資 住商アグロインターナショナル2024年11月25日
-
楽粒の省力検証 水稲除草剤の散布時間の比較 最大83%の時間削減も 北興化学工業2024年11月25日
-
【人事異動】北興化学工業株式会社(12月1日付)2024年11月25日
-
幼稚園・保育園など996施設に「よみきかせ絵本」寄贈 コープみらい2024年11月25日