安全運転を先輩職員が指導 新人職員12人に実技研修実施 パルシステム千葉2023年6月22日
生活協同組合パルシステム千葉は6月24日、パルシステム千葉松戸センター(松戸市松飛台)で2023年度新人職員へ安全運転実技研修を実施。「パルシステムの顔」として地域を走る配送車両が安全運転の模範となるよう、先輩職員が論理的に技術を指導する。
5月開催の安全運転指導員スキルアップ講座
安全運転研修の受講者は、2023年度に配送担当として正規採用された12人の新人職員。パルシステム千葉では過去3年の発生事故の多くが採用1年未満の新人の運転によるものだった。
採用後の同乗指導から独り立ちしていく第1四半期終了のタイミングで改めて安全運転の技術を確認する。
研修では、感覚的なトラック運転の習得ではなく、配送トラックの構造上の特性を踏まえた死角や内輪差、外輪差の注意点など、論理的に技術向上をめざす。
研修を担当するパルシステム千葉の職員は事業所を代表する8人の安全運転指導員。指導員自身も5月にスキルアップ研修を受講し、指導の際の相手の目線に立った話し方や論理的な技術の伝達方法を学んだ。自身の問題意識の実践の場としても研修を生かす。
パルシステム千葉では、毎日約370台の配送トラックや約70台の営業車両、夕食宅配と介護事業を担う約110台の車両が県内を走行している。毎週決まったコースを走行する配送トラックによる地域見守り活動なども担う「パルシステム千葉の顔」として、全ての車両の安全運転をめざす。
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