ベトナムに規格認証を普及 日本の農産物の販路拡大へ 農水省から支援事業委託 ONE-VALUE2023年6月26日
ベトナムに特化した経営コンサルティング企業のONE-VALUEは、農林水産省から「令和5年度食産業の戦略的海外展開支援委託事業(ベトナムにおける農産物・食品の規格認証の活用に向けた協力)」を受託した。
ベトナムは、総国土の83%が農業・林業に利用されるほど盛んで、世界有数の農産物輸出国。米やコーヒーなどの生産量も多く、重要な位置を占めている。一方、ベトナムの農産・食品産業には、品質管理や規格に関する課題がある。
2018年には、日本とベトナムの政府関係者が協力し、「ベトナムにおける農産物・食品の品質に関する規格・認証の活用に向けた協力書」を締結。この協力により、日本の規格・認証制度をベトナムに導入し、その認知度向上を図る取り組みが行われた。政府間では、ベトナム国内向けの規格認証の整備・普及のために、セミナーや研修も行なわれ、2021年には、JAS法に基づく登録外国認証機関がベトナム国内に設立された。
今回の受託案件では、ベトナムにおける農産物・食品の規格認証制度ついて活用促進行い認知度の向上を図り、ベトナムの農産・食品産業の規制や認証制度に関する課題を解決。日本からベトナム市場への農林水産物・食品の海外輸出拡大を促進することを目的に、輸出品目の選定や輸出環境の整備・改善に取り組み、規格・認証制度の普及を進める。また、高品質な農産物・食品の需要に応え、日越間の貿易促進を目指す。
重要な記事
最新の記事
-
【東京農業大学鼎談】実学主義の価値(2)DX戦略にも地域色拡充2024年7月17日
-
【東京農業大学鼎談】実学主義の価値(3)JAは食・農の好循環先導を2024年7月17日
-
【訃報】生活クラブ生協連の加藤好一顧問が逝去2024年7月17日
-
【人事異動】農水省(7月16日付)2024年7月17日
-
【注意報】ナシ、ブドウなどに果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 三重県2024年7月17日
-
ガチャピン・ムックとコラボ「ニッポンエール」グミ発売 JA全農2024年7月17日
-
日本農業の未来をけん引する人材育成へ 宮城県加美農業高校とNTT東日本グループが連携2024年7月17日
-
【注意報】大型斑点米カメムシ類、カスミカメムシ類による斑点米発生に注意 千葉県2024年7月17日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県下全域で多発のおそれ 岩手県2024年7月17日
-
「第3回 全国桃選手権」開催 全国から45品がエントリー 日本野菜ソムリエ協会2024年7月17日
-
ハウス栽培向け環境制御システムのラインアップを拡充 クボタ2024年7月17日
-
生とうもろこしまるかじり 昭和村で農業体験開催 パルシステム群馬2024年7月17日
-
過去最大級60ブース出展「北海道新規就農フェア」8月3日に開催2024年7月17日
-
温室効果ガスを排出しないコンパクトな水素燃料電池発電システムを商品化 ヤンマーES2024年7月17日
-
さいたま市内の飲食店で「まんてん会津夏野菜フェア」開催2024年7月17日
-
AI活用畜産DX 肥育牛対象の耳標型「イヤタグセンサー」提供開始 デザミス2024年7月17日
-
「第8回高校生科学教育大賞」最優秀賞は京都府立桂高校 バイテク情報普及会2024年7月17日
-
「広島県産はっさく&レモンサワー」23日にリニューアル発売 JA全農2024年7月17日
-
「長野県産スイカフェア」開催 銀座の直営飲食店舗で18日から JA全農2024年7月17日
-
福岡JAトップ座談会「若い世代に魅力ある農業を」【食料・農業・農村/どうするのか? この国のかたち】2024年7月16日