フード・マイレージや地産地消について考える「食育コンテンツ」公開 キユーピー2023年6月28日
キユーピーは6月26日、公式サイト内の食育コンテンツ『食生活アカデミー』に、「持続可能な食生活を送るために フード・マイレージや地産地消について考えよう」を公開。日本の食料自給率の低さを背景に、フード・マイレージや地産地消について学ぶことができる。
『食生活アカデミー』は、小学校高学年から中学生を対象にした食育のためのコンテンツ。フード・マイレージに関する新たな内容は、食を取り巻く環境が大きく変化する時代に、子どもの頃から食に関する正しい知識を身に付けることで、課題に対して何ができるかを考えてほしいという思いを込めて制作された。
日本の食料自給率はカロリーベースで38%と諸外国に比べてとても低く、日本の食料の多くは輸入に頼っている。近年では、気候変動により農作物の生産量が不安定になったり、紛争や災害、疫病などにより、外国からの輸入が困難になる事態が発生。今後は安定した食料を確保するために、日本国内で食料を生産・消費していくことが喫緊の課題になっている。
食料輸送に伴う環境への影響を示す「フード・マイレージ」
食料輸送に伴う環境への影響を示す指標である「フード・マイレージ」は、「生産地から食卓までの距離が短いほど環境負荷が少ない」という仮説を前提にした考え方。"食料の重量(t)×輸送距離(km)=フード・マイレージ"で表される。また、地産地消は、その地域で生産された食料をその地域で消費することで、一番おいしい状態で収穫されたものを鮮度の良いうちに食べられることが魅力。生産者から消費者までの輸送距離が短いため、輸送するためのエネルギーやCO2排出量を減らすこともできる。
キユーピーでは、2022年5月にが開業した、野菜の魅力を体験できる「深谷テラス ヤサイな仲間たちファーム」(埼玉県深谷市)で地産地消を推進。地元の食材を調べたり、自分で野菜を育てたり、すぐに取り入れられるアイデアを野菜ソムリエの資格を持つ従業員が同サイト内で紹介している。
重要な記事
最新の記事
-
埼玉県内で鳥インフルエンザ 国内11例目2024年11月25日
-
【JA部門】全農会長賞 JA山口県 「JAならでは」の提案活動で担い手満足度向上 TAC・出向く活動パワーアップ大会20242024年11月25日
-
5年ぶりの収穫祭 家族連れでにぎわう 日本農業実践学園2024年11月25日
-
鳥インフル 米イリノイ州、ハワイ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月25日
-
「JA集出荷システム」と生産者向け栽培管理アプリ 「AGRIHUB」をシステムで連携 農業デジタルプラットフォームの構築目指す JA全農2024年11月25日
-
卓球世界ユース選手権 日本代表を「ニッポンの食」でサポート JA全農2024年11月25日
-
佐賀県産「和牛とお米のフェア」みのる食堂三越銀座店で開催 JA全農2024年11月25日
-
JA全農×農林中金「酪農・和牛の魅力発信にっぽん応援マルシェ」新宿ルミネで開催2024年11月25日
-
EXILE NESMITH監修 くまもと黒毛和牛『和王』の特別メニュー提供 JA全農2024年11月25日
-
「第1回全国冷凍野菜アワード」最高金賞のJAめむろなど表彰2024年11月25日
-
「熊本県産和牛とお米のフェア」大阪の直営3店舗で12月1日から開催 JA全農2024年11月25日
-
都市農業・農地の現状と課題 練馬の野菜農家を学生が現地調査 成蹊大学2024年11月25日
-
食育イベント「つながる~Farm to Table~」に協賛 JQA2024年11月25日
-
薩州開拓農協と協業 畜産ICT活用で経営の可視化・営農指導の高度化へ デザミス2024年11月25日
-
「ノウフクの日」制定記念イベント 東京・渋谷で開催 日本農福連携協会2024年11月25日
-
省スペースで「豆苗」再生栽培「突っ張り棒」とコラボ商品発売 村上農園2024年11月25日
-
在ベトナム農業資材販売会社へ出資 住商アグロインターナショナル2024年11月25日
-
楽粒の省力検証 水稲除草剤の散布時間の比較 最大83%の時間削減も 北興化学工業2024年11月25日
-
【人事異動】北興化学工業株式会社(12月1日付)2024年11月25日
-
幼稚園・保育園など996施設に「よみきかせ絵本」寄贈 コープみらい2024年11月25日