「ヤサイちゃん」東京農大の江口学長を表敬訪問 活動など報告2023年6月28日
農業や野菜について子どもや若い世代などに向けて発信している「ヤサイちゃん」は6月19日、母校の東京農業大学を訪れ、江口文陽学長を表敬訪問。現在の活動について報告するとともに、現在の大学生の現状や食料自給率向上、農学の魅力や取り巻く課題について聞いた。
「ベジったー!」の掛け声で記念撮影した江口学長(左)とヤサイちゃん
3月にデビューしたヤサイちゃんは"農に親しく、野菜に親しく"をモットーに、農業や野菜について子供たちや若い世代を含めた多くの人達に向けて発信。農家や野菜と一般の人の懸け橋となり、野菜や農業になじみのない人々に生産者の声や野菜の魅力などを伝える活動を行なっている。
ヤサイちゃんは今回の表敬訪問で、活動内容とともに「農業と言えば、東京農業大学と言ってもらえるようにしたい」と伝えると、江口学長は「野菜が嫌いな子供たちに野菜の重要性について是非広めていってほしい」と応えた。この日は、江口学長から、農大で学べる農学は山の上から海までのすべてを科学する幅広い学問であるという「総合農学」の話などを聞いた。
また、ヤサイちゃんが活動する中で話題になる有機農業について質問すると、「総合性が大切で有機肥料を使用することを進める一方、収量や収入に響く場合には化学肥料を使うなど互いのよい所をうまく使うことが大切」と江口学長。「野菜は本当に素晴らしいもので、体にとって大切な栄養素がいっぱいある。野菜をもっともっと日本全国のみならず、世界に広げる活動をしてほしい」とエールを送った。
重要な記事
最新の記事
-
飼料用米、稲WCSへの十分な支援を JAグループ2025年10月16日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】本質的議論を急がないと国民の農と食が守れない ~農や地域の「集約化」は将来推計の前提を履き違えた暴論 ~生産者と消費者の歩み寄りでは解決しないギャップを埋めるのこそが政策2025年10月16日
-
死亡野鳥の陰性を確認 高病原性鳥インフル2025年10月16日
-
戦前戦後の髪型の変化と床屋、パーマ屋さん【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第360回2025年10月16日
-
「国消国産の日」にマルシェ開催 全国各地の旬の農産物・加工品が集合 JA共済連2025年10月16日
-
静岡のメロンや三ヶ日みかんなど約170点以上が「お客様送料負担なし」JAタウン2025年10月16日
-
高齢者の安全運転診断車「きずな号」を改訂 最新シミュレーター搭載、コースも充実 JA共済連2025年10月16日
-
安心を形にした体験設計が評価 「JA共済アプリ」が「グッドデザイン賞」受賞 JA共済連2025年10月16日
-
東京都産一級農畜産物の品評会「第54回東京都農業祭」開催 JA全中2025年10月16日
-
JA協同サービスと地域の脱炭素に向けた業務提携契約を締結 三ッ輪ホールディングス2025年10月16日
-
稲わらを石灰処理後に高密度化 CaPPAプロセスを開発 農研機構2025年10月16日
-
ふるさと納税でこども食堂に特産品を届ける「こどもふるさと便」 寄付の使いみちに思いを反映 ネッスー2025年10月16日
-
「NIPPON FOOD SHIFT FES.」に出展へ 井関農機2025年10月16日
-
マルトモが愛媛大学との共同研究結果を学会発表 鰹節がラット脳のSIRT1遺伝子を増加2025年10月16日
-
マックスの誘引結束機「テープナー」用『生分解テープ』がグッドデザイン賞を受賞2025年10月16日
-
北海道芽室町・尾藤農産の雪室熟成じゃがいも「冬熟」グッドデザイン賞受賞2025年10月16日
-
夏イチゴ・花のポット栽培に新たな選択肢「ココカラ」Yタイプ2種を新発売2025年10月16日
-
パルシステムの奨学金制度「2025年度グッドデザイン賞」を受賞2025年10月16日
-
鳥インフル 英国からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年10月16日
-
鳥インフル デンマークからの家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年10月16日