地域振興、格差対策、子育てなど行政の届かない活動を助成 パルシステム東京・神奈川2023年7月5日
生活協同組合パルシステム東京と生活協同組合パルシステム神奈川は、地域振興や子育て応援、生活困窮者支援など地域の市民活動を対象とした助成団体をそれぞれ募集する。
「パルシステム東京市民活動助成基金」は、行政では解決しづらい問題に取り組む団体に資金面で支援を行い、ネットワークを広げることを通じて、よりよい地域社会作りに貢献することを目的として1998年から運用を開始。2022年度までの25年間でのべ295団体へ、総額約1億 1570万円を助成してきた。今回は7月31日まで募集中。助成金の上限は応募の際、50万円と10万円の2コースから選択できる。2023年度は総額500万円の助成を予定。
一方、パルシステム神奈川の「市民活動応援プログラム」は7月24日～8月25日の期間で募集。助成金の上限は1団体あたり30万円で、総額400万円を予定している。時勢の変化に対応した活動などを応援する制度で、選考委員会で支援先を決定する「市民活動支援金」のほか、一次選考を通過した団体へ組合員が「応援したい気持ち」を直接カンパする「賛助金」の制度も設けられている。同プログラムは、2000年から運用を始め、2022年度までの23年間でのべ443団体へ、総額約8991万円を助成してきた。
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