庄内地域とのローカルSDGsの取組「ソトコト・ウェルビーイングアワード」受賞 生活クラブ2023年7月24日
生活クラブ事業連合生活協同組合連合会は、「第1回ソトコト・ウェルビーイングアワード2023」を受賞。7月20日に授賞式がYouTubeライブ配信で行なわれ、生活クラブ連合会の伊藤由理子顧問が登壇した。
20日の「ソトコト・ウェルビーイングアワード2023」授賞式で。
審査員長・ソトコト編集長の指出氏(左)と生活クラブ連合会の伊藤顧問
「ソトコト・ウェルビーイングアワード2023」は、未来をつくるSDGsマガジン『ソトコト』が主催する、サスティナブルな未来をつくるウェルビーイング(ご機嫌な社会、みんなが幸せになる未来をつくっている手応えを感じられる)な企業・団体を取材して表彰するもの。第1回目となる2023年度は、10団体が選ばれた。生活クラブは「組合員と生産者が50年間つながり実現した、生活クラブと庄内のローカルSDGsプロジェクト」が評価された。
表彰式で、生活クラブ連合会の伊藤顧問は「今回の受賞は、多くの生産者者がいる山形県庄内地域で行政、地域の事業者、大学とともに新たに移住・交流拠点をつくったということが評価された。移住者の生活がはじまりこれからが物語のスタート。引き続き注目していただければ幸いです」とあいさつした。
また、審査員長でソトコト編集長の指出一正氏は、「50年も続く地域と生産者の関係に敬服する。庄内地域をはじめ他の地域でも地域の特性にあったエネルギーや福祉など生活クラブの取組みが今後も広がっていくと思います」とコメントした。
「生活クラブと庄内地域のローカルSDGsプロジェクト」は、生活クラブと庄内地域で、約50年前から続く消費者と生産者として交流から生まれた事業。庄内地域の水田の維持と飼料自給の拡大を図る飼料用米の取組みや、太陽光発電所の建設、生産者による地域生協づくり、また移住定住の促進による地域の持続性確保などをともにすすめている。
今年6月にはローカルSDGsの推進事業の集大成となる移住・交流拠点「TOCHiTO」(山形県酒田市)をオープン。これらのプロジェクトは、第10回環境省グッドライフアワードでは「環境大臣賞 優秀賞」を受賞するなど注目を集めており、生活クラブ組合員を中心とした首都圏から移住を決めた16世帯23人が酒田市で新生活を始めている。
重要な記事
最新の記事
-
路線バスを使おう【消費者の目・花ちゃん】2025年1月11日
-
シンとんぼ(124) -改正食料・農業・農村基本法(10)-2025年1月11日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践 (41) 【防除学習帖】第280回2025年1月11日
-
農薬の正しい使い方(14)【今さら聞けない営農情報】第280回2025年1月11日
-
R・ケネディ・ジュニア氏が米国農務省長官顧問に指名された意味(2) 国際ジャーナリスト 堤未果氏2025年1月10日
-
鳥インフル 愛知県で続発22、23、24例目2025年1月10日
-
農地面積 1.1万ha減 目標面積下回る 2023年2025年1月10日
-
米価の見通し「高くなる」判断 過去最高値の「76」 米穀機構2025年1月10日
-
今年の一文字は「進」 山野JA全中会長2025年1月10日
-
(417)100年の流れ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年1月10日
-
JA貯金残高 108兆6262億円 11月末 農林中金2025年1月10日
-
鳥インフル 米イリノイ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年1月10日
-
高校生が和牛飼育の取り組み競う「第8回和牛甲子園」16日から開催 JA全農2025年1月10日
-
愛知県産バラで新年を祝う「新春 バラ花束25%OFFキャンペーン」開催中 JAタウン2025年1月10日
-
「博多あまおう」5%OFF「あけおめ!あまおめ!新春セール」開催 JAタウン2025年1月10日
-
本日10日は「魚の日」福島県常磐沖産ひらめ漬け丼など特別価格で販売 JAタウン2025年1月10日
-
濃厚な甘さと豊かな香り「岐阜県産いちご『濃姫』フェア」12日から開催 JA全農2025年1月10日
-
焼き芋やスイーツを堪能「三島甘藷祭り」JA直売所などで開催 JAふじ伊豆2025年1月10日
-
産地直送通販サイト「JAタウン」新規会員登録キャンペーン実施中 JA全農2025年1月10日
-
ホスピス在宅「ビーズの家」運営のbeadsへ出資 農林中金キャピタル2025年1月10日