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三陸の海産物を食べて復興支援「茹でほや」8月限定デビュー 生活クラブ2023年8月1日

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生活クラブ事業連合生活協同組合連合会は、三陸地方の代表的な海産物「ほや」を家庭でも調理しやすいように加工した「茹でほや」を年に1回の限定取組みで8月に共同購入する。

「ほや」を家庭で調理しやすいように加工した「茹でほや」「ほや」を家庭で調理しやすいように加工した「茹でほや」

2011年3月の東日本大震災で、ほやの漁場は壊滅的な被害を受けたが、復興への想いと漁業者の努力で、徐々に回復してきた。ほやは復興への歩みがすすんでいることを実感させる食材で、旬が味わえる数少ない食材といえる。

生活クラブでは、復興支援のために2017年から「蒸しほや」を共同購入していたが、今回、製造工程を「蒸す」から「茹でる」へ変更。茹でることでほやから出た旨み成分がほやに染み込み独特の臭みも和らぐ。生活クラブの「茹でほや」の原料は、主に宮城県雄勝町や女川町で3~4年養殖されたほや。鮮度が落ちると臭みやえぐみが出るが、水揚げされたその日のうちに加工することで、上質な旨みと甘みが味わえる。

同製品はボイル済み殻付きカット品で、自然解凍か冷蔵庫で解凍した後、カットして酢醤油やわさび醤油をつけてお酒のつまみに。また、お吸い物やパスタの具材としても使え、手軽に三陸の味を家庭で楽しめる。

ほやは宮城県と岩手県で全体の消費のほとんどを占めるが、生活クラブでは加工に工夫を加え、みんなで消費し生産者を応援することで、継続的な東北への復興支援を続けている。

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