埼玉県坂戸市、JAいるま野と協働 レシピ動画「今日の美味しいさかど飯」公開 女子栄養大2023年8月31日
女子栄養大学は8月31日の「やさいの日」から、埼玉県坂戸市産の農産物を活用した健康レシピ動画を坂戸市公式YouTubeチャンネルで配信開始。同大学食文化栄養学科の浅尾貴子専任講師のゼミ生がレシピ動画「今日の美味しいさかど飯」を制作し、動画を無償で提供している。
レシピを考案した女子栄養大学食文化栄養学科の3、4年生
この取り組みは、女子栄養大学と埼玉県坂戸市、JAいるま野坂戸農産物直売所の産学官協働により、地産地消の推進や市民の望ましい食習慣の形成などにつなげることをめざしている。動画では、「トロッと白ナスチーズ乗せステーキ」「つるむらさきとトマトのおひたし」「白ナスのそぼろあんかけ」「つるむらさきとベーコンのバター炒め」など、新鮮な坂戸産野菜を使って学生が考案したレシピを紹介している。
レシピの考案にあたり学生らは、野菜の魅力が動画でも伝わるように、野菜本来の色を活かすことを心掛け、動画を見て、「おいしそう、作ってみよう!」と思ってもらえるような見た目の工夫をこらした。また、誰でも簡単に調理できることを目標に、シンプルな手順であることや、家庭によくある調味料や食材を使うことなど、作りやすさを重視。まずその野菜を食べてみて、野菜本来のおいしさを引き出すにはどのような調理方法が合っているか考え、何度も試作を繰り返した。学生は「その野菜の旬の時期に食べたくなるレシピが完成したので、ぜひ多くの方に作ってみていただきたい」とコメントしている。
公開するレシピの一部
また、今回のコラボレーションを通して、地元の野菜が並ぶJAいるま野坂戸直売所の農産物の良さを実感。日々新たな品種や栽培方法に挑戦し、進化し続けていることを知ったという。安心・安全・環境にやさしい取り組みを心がけて作られている坂戸産農産物は、「坂戸ブランド農産物認証制度」よりその証を示すことができる。
重要な記事
最新の記事
-
(393)2100年の世界【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年7月19日
-
【'24新組合長に聞く】JA鹿児島きもつき(鹿児島) 中野正治組合長 「10年ビジョン」へ挑戦(5/30就任)2024年7月19日
-
冷蔵庫が故障で反省【消費者の目・花ちゃん】2024年7月19日
-
農業用ドローン「Nile-JZ」背の高いとうもろこしへの防除も可能に ナイルワークス2024年7月19日
-
全国道の駅グランプリ2024 1位は宮城県「あ・ら・伊達な道の駅」が獲得 じゃらん2024年7月19日
-
泉大津市と旭川市が農業連携 全国初「オーガニックビレッジ宣言」2024年7月19日
-
生産者と施工会社をつなぐプラットフォーム「MEGADERU」リリース タカミヤ2024年7月19日
-
水稲の葉が対象のDNA検査 期間限定特別価格で提供 ビジョンバイオ2024年7月19日
-
肩掛けせず押すだけで草刈り「キャリー式草刈機」販売開始 工進2024年7月19日
-
サラダクラブ三原工場 太陽光パネルの稼働を開始2024年7月19日
-
「産直アウル」旬の桃特集 生産者が丹精込めて育てた桃が勢揃い2024年7月19日
-
「国産ももフェア」直営飲食7店舗で25日から開催 JA全農2024年7月19日
-
「くまもと夏野菜フェア」熊本・博多の直営飲食店舗で開催 JA全農2024年7月19日
-
【現地ルポ】福岡・JAみなみ筑後(1)地域住民とともに資源循環 生ごみで発電、液肥化2024年7月18日
-
【現地ルポ】福岡・JAみなみ筑後(2)大坪康志組合長に聞く 「農業元気に」モットー2024年7月18日
-
【注意報】野菜・花き類にオオタバコガ 栽培地域全域で多発のおそれ 既に食害被害の作物も 群馬県2024年7月18日
-
【注意報】過去10年間で最多誘殺 水稲の斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 山口県2024年7月18日
-
【注意報】平年の4倍 水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 滋賀県2024年7月18日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】「財務省経済産業局農業課」て何?2024年7月18日
-
1970年代の農村社会の異質化の進展と農業【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第299回2024年7月18日