「Sustainable Japan Award 2023」ESG部門で審査員特別賞を受賞 むすびえ2023年9月15日
こども食堂を支援する認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえは、8月26日に発表されたジャパンタイムズ主催の「Sustainable Japan Award 2023」で、ESG部門審査員特別賞を受賞。9月12日に、都内で表彰式と受賞企業・団体・自治体によるパネルセッションが行われた。
9月12日に行なわれた表彰式に臨んだむすびえの三島理事(左)
こども食堂が2012年に始まってからその数は全国に広がり、現在は7300か所を超えた。多くのこども食堂は、子どもだけでなく誰もが来られる地域の居場所として活動しており、むすびえは、地域ネットワーク団体・企業・その他団体、多くの支援者と、こども食堂を通じて誰もが取りこぼされない社会をつくる役割を担ってきた。
今回の受賞は、こども食堂と地域のステークホルダーを結びつけることで支援の範囲を広げ、伴走者・仲介役として個々の食堂を支援していることが評価された。
また、食堂運営者がアクセスしにくかった助成金や寄付などの支援や情報の共有とともに、これまで社会活動に関与していなかった企業を巻き込んで、子どもを地域全体で支えるという「社会的な大きなうねり」を生み出すことにつながったと評価された。
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