日本の水産物の魅力発信 ご当地の「食」PRに 農林水産省「あふ食堂」2023年9月20日
SANKO MARKETING FOODSが運営する農林水産省の職員食堂「あふ食堂」では、産地の活性化に向けて価値ある食文化を提案。ご当地の「食」のPRとその魅力を発信している。
「あふ食堂」は、産地の困りごとを「食堂の食」を通じて発信するため、直近では山形県の郷土料理や食材をテーマにした「山形県フェア」を実施。また、農水省の施策である「牛乳スマイルプロジェクト」や「ノウフクイベント」などにも参加し、食を考えるきっかけになる取り組みを行なっている。
このほど水産物の輸入禁止により、日本各地の水産事業者は風評被害などに悩まされ、海外輸出を予定していた水産物がすべてキャンセルになるなどの窮状に直面。あふ食堂では、通常から日本各地の産地と繋がり、その地方の食材やメニューを提供してきた。
特に魚メニューには、水産事業も展開する同社の水産ルートも活用。9月11日週は、静岡県産びんちょうまぐろを使用した丼ぶりや、静岡県沼津市のニベやヒラメなどを使った日替わり定食などを提供した。また、農水省と水産庁魚政部からのホタテを使用したメニュー販売の依頼を受け、同社の商材ルートを通じて北海道産ホタテを使い「北海道産ホタテと小松菜のクリームパスタ」を販売した。
農林水産省の職員食堂「あふ食堂」
10月の「おさかなの日(10月10日)」には、処理水問題により輸出で苦しんでいる産地にスポットを当て、この問題を考えるきっかけづくりと産地を応援することを目的として、あふ食堂と、同社が運営受託する各省庁の店舗で、ホタテメニューと常磐もの水産物商材を利用したイベントメニューの準備を進めている。なお、農水省正面玄関受付で簡単な手続きをすれば、食事利用のみ一般入館も可能。
ご当地「食」のPRとその魅力を発信する「あふ食堂」との企画協働については、農林水産省「あふ食堂」(電話)03-6206-7990、(メール)kankocho_pj_2nd_ml@sankofoods.comへ連絡を。
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