トクホの牛丼の具「トク牛サラシアプレミアム」累計販売数10万個を突破 吉野家2023年9月27日
吉野家は9月25日、外食チェーンで初めて特定保健用食品の許可を獲得した冷凍牛丼の具「トク牛サラシアプレミアム」(トク牛)の累計販売数が10万個を突破したことを発表した。
「トク牛」は、構想から8年、申請から4年を経て、外食チェーンで初めて特定保健用食品の許可を獲得した商品。冷凍牛丼の具のたれにサラシアエキスのサラシノールを0.5mg配合し、食後、食事から摂取した糖の吸収を減らし、食後の血糖値上昇が緩やかとなる有効性、安全性が国によって認められている。
特定保健用食品「トク牛サラシアプレミアム」
脂肪の少ない特別仕様の肉を使い、牛丼のたれにサラシアを配合する過程で工夫を凝らした。2022年7月から販売開始し、8月末に累計販売数は10万個を超えた。
購入者の大半は50歳以上が占め、なかでも60代前半の支持を得た。吉野家公式通販ショップには、「糖尿病について気を遣わなければならないが、懐かしい味を手軽に食べられることが嬉しい」(60代男性)、「血糖値を気にして購入。体にいいのは、得てして味は期待できないのが今までの常識だが、吉野家クオリティの高さのまま、旨い」(60代男性)などの感想が寄せられている。また、健康を気にする家族のために購入したという声も多かった。
吉野家は、主力商品の「牛丼」を誰もが楽しめるよう、時代や社会構造の変化と共に変わる消費者の暮らしに応じて提供方法を拡大。全国の1217店舗(8月末時点)でできたての「牛丼」を店内飲食、テイクアウト、ドライブスルー、各種デリバリーサービス、ドラッグストアで提供するほか、家庭で手軽に吉野家の味を楽しめる「冷凍牛丼の具」を2013年以降、吉野家公式通販ショップや宅配事業サービス、総合スーパーなどで販売している。
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