relayと宮崎県五ヶ瀬町が連携協定 オープンな後継者探しや第三者事業承継を推進2023年9月27日
事業承継マッチングプラットフォーム「relay」を運営する株式会社ライトライト(宮崎市)は、宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町と事業承継推進に関する連携協定を締結した。オープンな後継者探しや第三者事業承継を推進する。
連携協定締結したライトライト代表取締役の齋藤隆太氏(左)と五ヶ瀬町の小迫幸弘町長(中央)
五ヶ瀬町は、宮崎県の北西部に位置し、九州地方のほぼ真ん中にあることから、隣県からアクセスの良い好位置にある。温暖なイメージのある宮崎県の中でも五ヶ瀬町は、全体的に標高が高いために冷涼なエリアにあり、気候の特性を活かし、農業や畜産業・林業が基幹産業となり発展してきた。
一方、五ヶ瀬町の人口は近年、減少傾向にあり、転出の抑制や若い世代の転入を推進する必要がある。同町では「安定した雇用の創出と若者が働きたいと思える就業環境整備」が目指すべき方向性のひとつとして挙げられている。
今回の連携でライトライトは、事業承継マッチングプラットフォーム「relay」の運営によって蓄積されたノウハウとナレッジを活用し、五ヶ瀬町の事業承継の推進に向けて取り組む。段階的には、五ヶ瀬町の事業者を対象としたrelayによる後継者候補の募集や、移住の受け入れから事業の引き継ぎまで全面的にサポートするプロジェクト「relay the local 五ヶ瀬町」の共同運営を目指す。
relayと五ヶ瀬町、五ヶ瀬町商工会が連携し、事業のバトンタッチを希望する五ヶ瀬町の事業者と事業を譲り受けたい全国の希望者をつなぐ。また、町の主産業である農林業をはじめとする各産業に活気を生み出すため、若い世代のチャレンジを支援。事業の引継ぎから移住の受入まで、事業者をサポートする。
◎連携協定の概要
・事業承継に関する情報共有
・relayによる事業承継支援に関するアドバイス
・五ヶ瀬町内事業者を対象とした事業承継に関する知識習得の機会提供のサポート
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(133)-改正食料・農業・農村基本法(19)-2025年3月15日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(50)【防除学習帖】第289回2025年3月15日
-
農薬の正しい使い方(23)【今さら聞けない営農情報】第289回2025年3月15日
-
イタリア旅行の穴場【イタリア通信】2025年3月15日
-
政府備蓄米 初回9割落札 60kg2万1217円 3月末にも店頭へ2025年3月14日
-
【人事異動】JA全共連(4月1日付)2025年3月14日
-
【人事異動】JA全中(4月1日付)2025年3月14日
-
(426)「豆腐バー」の教訓【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年3月14日
-
実需者と結びつきある飼料用米 支援継続を 日本農業法人協会2025年3月14日
-
オホーツクの恵み 完熟カボチャからフレークとパウダー JAサロマ2025年3月14日
-
日本一の産地の玉ねぎがせんべいに 産地の想い届ける一品 JAきたみらい(北海道)2025年3月14日
-
みおしずくがクッキーに 日野菜漬はふりかけに JAグリーン近江(滋賀県)2025年3月14日
-
地域の歴史受け継ぎ名峰・富士の恵み味わう かがり火大月みそ JAクレイン(山梨県)2025年3月14日
-
【人事異動】JA全厚連(4月1日付)2025年3月14日
-
高まるバイオスティミュラント普及への期待 生産者への広報活動を強化 日本バイオスティミュラント協議会2025年3月14日
-
岩手県大船渡市大規模火災での共済金手続きを簡素化 JA共済連2025年3月14日
-
【浅野純次・読書の楽しみ】第107回2025年3月14日
-
3月14日は「蚕糸の日」 大日本蚕糸会2025年3月14日
-
種苗・農産物輸出の拡大に向けた植物検疫のボトルネック解消「農研植物病院」へ出資 アグリビジネス投資育成2025年3月14日
-
【役員人事】農中信託銀行(4月1日付)2025年3月14日