関係人口の創出へ 日本航空と包括業務提携を締結 雨風太陽2023年9月29日
ESG戦略として「『移動』を通じた『関係・つながり』を創造する企業へ」を掲げる日本航空(JAL)と、「都市と地方をかきまぜる」をミッションとする雨風太陽は、関係人口の創出を拡大するため、包括業務提携を締結した。
JALと雨風太陽は、これまでも関係人口創出を目的として大学生と生産者の共創プログラム「青空留学」を共同運営。また、雨風太陽が運営する地方留学プログラム「ポケマルおやこ地方留学」にJAL社員も参画しながら、生産者と消費者、都市と地方をつなぐことで関係人口の創出に取り組んできた。
このほど、両社の連携を深める第1弾として、10月1日から雨風太陽が運営する産直アプリ「ポケットマルシェ」から両社が厳選した旬の食材を「JAL×ポケマルセレクション」として、JAL公式産直ECショップ「SORAKARA OTODOKE」で販売を始める。
連携により、両社が持つ資源の活用を加速。具体的には「ポケマルおやこ地方留学」をJALがツアー化して販売することで販路を拡大し、関係人口の創出につなげる。さらに、地域へインバウンドを誘客するため、JALの海外基地客室乗務員と、食に強みを持つ雨風太陽が両社の知見を活かしながら食を中心とする誘客コンテンツの共同開発に取り組む。
また、「SORAKARA OTODOKE」では、物流の2024年問題で生じる地域の生鮮食品流通の課題解決のため、空輸を強みとするJALと雨風太陽が連携を深め、各地域の生産者と全国の消費者を繋ぎサステナブルな産直サービスを目指す。その第1弾として、両社で選ぶ旬の食材の特集ページ「JAL× ポケマルセレクション」を開始。JALとポケマルが組むことで、こだわりを持った全国各地の生産者による旬の味覚との新たな出会いを提供し、関係人口の創出につなげる。
10月1日の「柿・林檎食べ比べ便」からスタートし、順次、全国の旬の商品や魅力的な生産者を紹介。また、JALが得意とする高速鮮度輸送で消費者へ旬の味覚をタイムリーに届ける。商品はJALのマイルを使っても購入できる。
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