より効果的な獣被害対策へ テクノ中部と業務提携を開始 DMMアグリ2023年10月5日
DMMアグリは、中部電力グループのテクノ中部と、獣害対策事業に関する業務提携を開始。両社の知見と技術を活かし、より効果的な獣被害対策の実現を目指す。
DMMアグリは、自治体や企業からの依頼により動植物調査など獣害被害対策に取り組んでいる。これまでに、広島県立びんご運動公園の獣害対策支援業務において、イノシシ被害の軽減に成功するなど、獣害被害対策に関する様々な知見やノウハウを持っている。
近年、調査だけでなく、実際の被害を防ぐ根本的な対応策を求める自治体や企業が増えているが、鳥獣の種類や対策方法によって、より専門的な知識や資材が必要になる。
一方、テクノ中部ではこれまで、大規模な事業開発に伴う環境アセスメントをベース業務として行う中で、野生生物調査のためのモニタリング技術を開発し、これを用いた業務効率化を実現。特に、同社開発のAIによる画像解析技術は、DMMアグリの実施する獣害対策業務においても強力なツールとして機能することが期待されている。今回、両社の強みを活かすことで、より効果的な獣被害対策を推進できると考え、業務提携に至った。
◎業務提携の内容
(1)獣害対策に資するコンサルティング、資材調達、資材設置等に係る業務
(2)獣害モニタリングならびにフィールド調査等に資するソフトウェアの開発および最適化に関する業務
(3)(1)および(2)に関するサービスおよび物販に関する営業
(4)その他、上記に附帯する業務
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