次世代につなぐ米生産と消費で応援「予約登録米制度」がグッドデザイン賞 パルシステム2023年10月6日
パルシステムの「予約登録米制度」は、10月5日に発表された2023年度グッドデザイン賞を受賞。全国的な米の消費が減少するなか、環境保全型農業による持続可能な生産と消費の確立に向けた取り組みが評価された。
「グッドデザイン賞」は、くらしの向上や社会課題解決に役立つ優れたデザインの「モノ」「コト」に贈られる日本で唯一の「総合的デザイン表彰制度」。パルシステムの「予約登録米制度」は、田植え前の購入の約束により、余剰在庫の心配なく環境保全型農業に取り組める生産者と、大規模災害時などにも優先的に米を受け取れる消費者による持続可能な生産と消費のデザインが評価された。
秋田あきたこまちのパッケージにデザインされているイバラトミヨ
パルシステム産直米のパッケージは、それぞれの産地にゆかりのある生き物をモチーフにデザイン。「秋田あきたこまち」には希少淡水魚のイバラトミヨ、「新潟こしひかり」にはホタルなど、農薬削減により地域の清流や自然環境が保たれ、生物多様性が育まれていることを表している。
新潟県JA佐渡のトキや兵庫県JAたじまのコウノトリなど絶滅危惧種も、環境保全型農業による田んぼの生物多様性により、生息数を回復しつつある。パルシステムはこれからも、「いのちあふれる田んぼ」を守り、次世代を担う生産者を応援するため、積極的な米消費を呼びかけている。
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