青果輸出を簡単に「輸出入サービス特設サイト」公開 シティ青果成田市場2023年10月16日
神明ホールディングスグループ傘下で、成田市公設地方卸売市場における青果物の卸売りと輸入・輸出を手掛けるシティ青果成田市場は10月13日、輸出入サービス情報発信の強化と、生産農家に向けて輸出入サービスの認知向上を図るため、新たに特設サイトを公開した。
近年は、主にアジア圏を中心に、品質の高い日本産の青果に対する需要が拡大している。同社はこの需要にあわせ、世界に向けた日本の輸出入拠点市場として、成田市公設地方卸売市場の情報を発信。地元千葉県や全国から集められた日本の美味しい農産品を、最新設備を備えた高機能物流棟でセットし、タイムロスなく検品・ダメージ防止梱包・検疫・書類作成・通関などすべてを一気通貫で行えるメリットを、一般農家や輸出入関連企業にアピールする。
特設サイトでは、「輸出」について、イラストによりわかりやすく説明。また、「輸出が手に届く現実的な事業」という認識を持てるよう、具体例と参考コストを掲出した。
同社は、これまで日本国内の生産者にとってハードルが高いとされていた「輸出入」を、シティ青果成田市場が持つ機能・サービスにより、安心安全・容易でスピーディーに、販売面を含めてグループ全体でバックアップ。国内外の消費者へ届けるところまでサポートする。さらに、難しいとされる保険対応を含めた手続きのサポートにも対応。「輸出入」がより身近に感じることで、日本国内の青果生産をより活発にしていくことを目指す。
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