relayと熊本県あさぎり町 事業承継推進で連携協定を締結 ライトライト2023年10月23日
事業承継マッチングプラットフォーム「relay」(リレイ)を運営する株式会社ライトライトは10月20日、熊本県あさぎり町、あさぎり町商工会と連携協定を締結したことを発表した。同社は熊本県内で初めての連携となる。
宮崎県との県境の山々に囲まれた盆地の中央に位置する熊本県あさぎり町は、朝の幻想的な霧が美しいことに由来してこの町名がついた。盆地の特徴である昼夜の激しい寒暖の差を利用して、果物や野菜が豊富にとれるなど農業が盛ん。また、良質な水に恵まれた古くからの米どころで、日本の米焼酎の代表的生産地でもある。
あさぎり町は、球磨地域の中央部に位置することから、飲食店を中心とした商工業や農業が盛んだが、若年者を含む全体就業者数が減少。農業後継者の育成と企業誘致等の雇用対策による就業人口の確保が今後の課題となっている。
左からライトライトの齋藤めぐみ取締役COO、あさぎり町の北口俊朗町長、あさぎり町商工会の中尾健一会長
今回の連携協定により同社とあさぎり町は、第三者事業承継の推進に向けて取り組む。その第一弾として、あさぎり町に特化した後継者募集案件を掲載した「relay the local あさぎり町」を開設。
あさぎり町で後継者を募集している事業のストーリーや後継ぎ候補への想いをオープンネームで公開し、その事業に共感する全国の熱意のある後継ぎ候補を募集する。この取り組みでは、relayとあさぎり町が連携し、地域の経営資源を活かすとともに、事業の引継ぎから移住の受入れまで、事業者に寄り添った継続的な伴走支援を行う。
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