森林保険に新公式キャラクター「たもちぃ」「そよりん」が誕生 森林保険センター2023年10月23日
森林保険センターは、森林保険の新しい公式キャラクターを発表。豪雨や台風など自然災害や山火事が多く発生するなか、森林所有者や森林・林業関係者に広く森林保険を伝え、活用をすすめるため、メインキャラクターの「たもちぃ」とサブキャラクターの「そよりん」が活動する。
森林保険は、「森林保険法」(昭和12年法律第25号)等に基づき、森林所有者を被保険者として、森林が受けた火災、気象災(風害、水害、雪害、干害、凍害、潮害)、噴火災による損害を補償する保険で、86年の歴史がある。当初は、山火事のみを対象とする森林火災国営保険として創設され、その後、風害や雪害等の気象災と噴火災が追加されて森林国営保険となり、林業経営の安定に貢献。現在の森林資源の充実を支えてきた。
平成27年に森林保険センターが政府から業務を引き継いで「森林保険」として再スタートしてから、機構内の森林総合研究所や森林整備センターとの連携による相乗効果の高い取組を進めてきた。
森林資源の循環利用による持続的な林業・木材産業の成長発展が求められるなか、森林保険が自然災害や山火事への備えとして、林業経営の安定や被災地の早期復旧など役割を果たすことの重要性も増しているが、森林保険について、十分に認知されていない。そこで、森林保険の案内役を約20年間つとめてきた、森林国営保険・森林保険の普及宣伝キャラクター「マモルくん」が、森林国営保険が森林保険として生まれ変わり、使命が引き継がれるのを見届けて新キャラクターにバトンタッチ。森林保険センターにおいて森林保険業務を開始してから、来年で10年目を迎える節目にあたり、新キャラクターの「たもちぃ」と「そよりん」が森林保険の活用について伝えていく。
森林保険公式キャラクターの著作権は、森林保険センターに帰属するが、森林保険の普及啓発等の目的で使用する場合は申請等不要で利用できる。利用の際は必ず「森林保険公式キャラクター使用のルール」の一読を。
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