9月の訪日外客数はコロナ前の9割まで回復 インバウンド需要につながる 日本政府観光局調べ2023年10月27日
日本政府観光局(JNTO)が10月18日に公表した9月の訪日外客数は218万4300人(2019年比96.1%)となり、コロナ前の実績に迫っている。シンガポールをはじめとした東南アジア、米国やカナダなどの北米からの訪日外客数が増加したことが回復率を押し上げた。外食などのインバウンド需要にも寄与している模様だ。
調査を行っている23市場のうち15市場(韓国、台湾、シンガポール、インドネシア、フィリピン、ベトナム、豪州、米国、カナダ、メキシコ、ドイツ、イタリア、スペイン、北欧地域、中東地域)において9月として過去最高を記録したほか、メキシコにおいては単月で過去最高を更新した。
パンデミックで一時的に先送りされた需要が活発化するペントアップ需要もあり、「個人観光再開から1年が経過し、訪日外観光客は堅調に回復している」とまとめた。
訪日外客数の上位国では韓国57万400人(19年比283.4%)、台湾38万5300人(102.4%)、米国15万6600人(123.1%)といずれも過去最高を更新した。一方、2019年9月に81万9054人が訪日していた中国は32万5600人と6割減となった。
なお、日本フードサービス協会(JF)の外食産業市場動向調査によれば、9月の外食全体の売り上げは前年比115.0%、コロナ前の2019年比では109.5%となった。「インバウンド需要は引き続き堅調で、都心部・観光地を中心に外食の売上向上に寄与している」とまとめた。
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