「惣菜管理士」資格取得へ 3320人が受講開始 日本惣菜協会2023年10月27日
日本惣菜協会は、2023 年度「惣菜管理士養成研修」を10月に開講。今年度は一級654人、二級890人、三級1776人の計3320人が資格取得に向け受講をスタートした。
同協会の惣菜管理士事業は、「惣菜業が産業として発展するためには人材育成が必要不可欠」という業界からの要望を受け、1992年から資格試験制度を開始。昨年には創設30周年を迎えた。「惣菜管理士養成研修」は、食品の製造工程を通じて"食品に関しての総合的な知識"を体系的に学べる通信教育として、惣菜製造業だけでなく食に関連する様々な業態の企業に拡がっている。
昨年からはweb上のマイページシステムを強化し、すべての申込手続き、添削問題の回答などができるようになった。資格試験についても、CBT方式の試験に変更され、全国47都道府県350か所以上のテストセンターで、受験者の任意の日時に受験できるようになっている。
また、4月から「日本デリアカデミー」の活動がスタート。一級惣菜管理士取得者レベルに合わせたより深く高度な学びの場の提供や資格者同士の交流を活性化させることで、惣菜管理士資格の地位向上と、業界全体の人材育成につなげる。
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