もったいないを価値あるものへ「リデュース・リユース・リサイクル推進協議会会長賞」受賞 キユーピー2023年11月17日
キユーピーは、マヨネーズなどの食品残さをバイオガス発電に活用する取り組みが評価され、令和5年度リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰で「リデュース・リユース・リサイクル推進協議会会長賞」を受賞した。
10月30日に行われた表彰式で。キユーピー経営推進本部 サステナビリティ推進部の浜北剛氏(左)が登壇
キユーピーグループが、同表彰で受賞するのは今回で3度目。平成30年度に「野菜の未利用部を活用した資源循環の推進」で内閣総理大臣賞、令和元年度に「卵殻の付加価値化と社会貢献への挑戦」で農林水産大臣賞を受賞した。
今回の受賞テーマは、「資源の有効活用、もったいないを価値あるものへ。食品残さ廃棄マヨネーズの有効活用」。製造過程で発生する食品残さをバイオガス発電に活用し、2022年度(2021年12月~2022年11月)はCO2排出量を約980トンを削減。多品種のマヨネーズを製造する中で、異なる商品の製造に切り替える際、配管から排出されるマヨネーズなどをバイオガス発電に活用することで実現した。
バイオガス発電は、養豚農家で出る家畜の排泄物と食品残さを混合してメタン発酵後、そこで生成されたバイオガスを利用して発電する仕組み。現在この取り組みは、キユーピーの五霞工場(茨城県)、中河原工場(東京都)、泉佐野工場(大阪府)、神戸工場(兵庫県)およびグループ会社の株式会社ケイパック(茨城県)で行われている。
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