奈良市月ヶ瀬の朝採れ野菜を即日飲食店へ 特産品販路・地消拡大に向けた実証実験開始2023年11月21日
奈良市、日本郵便、(一社)Local Coop大和高原の3者は11月20日から12月22日の約1か月間、日本郵便の地域内配送サービス「ぽすちょこ便」を活用し、奈良市月ヶ瀬地区の特産品について、市街地の飲食店への流通を促進する新たなサービス『大和高原直送便』の実証実験を開始する。
月ヶ瀬地区では、季節の旬の野菜や大和茶、梅干し、しいたけなどの特産品を直売しているが、市街地から離れていることから購入される機会が少ない。一方、域外への販売については、配送料など販売に係るコストの高さや販路獲得の難しさから、特産品の消費量が伸びず、食品ロスの発生や生産の意欲減退などの課題があった。
そこで、日々運行される郵便車両の空きスペースを活用した安価な地域内配送サービス「ぽすちょこ便」を活用するとともに、Local Coop大和高原が中心となって奈良市街地の飲食店とマッチングすることで、月ヶ瀬地区の特産品を、市街地の飲食店に流通させる持続可能なサービスを実現する。多くの人に特産品を味わってもらうことで、地産地消の拡大、食品ロス対策、地域産業の維持を目指す。
また、今回のパートナーである飲食店においては、月ヶ瀬の特産品を使った料理を提供。特産品の持つ魅力の普及と向上に繋げることで、月ヶ瀬地区に対する関係人口の創出を図る。
重要な記事
最新の記事
-
【2025新春トップ座談会】営農畑出身全国機関会長の思い JA全農折原会長・家の光協会栗原会長・大金義昭氏(2)2025年1月9日
-
【2025新春トップ座談会】営農畑出身全国機関会長の思い JA全農折原会長・家の光協会栗原会長・大金義昭氏(3)2025年1月9日
-
【2025新春トップ座談会】営農畑出身全国機関会長の思い JA全農折原会長・家の光協会栗原会長・大金義昭氏(4)2025年1月9日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】残された時間は多くない~「詰めの甘さ」の克服2025年1月9日
-
七草【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第323回2025年1月9日
-
【特殊報】アブラナ科野菜にケブカニセノメイガ県内で初めて確認 島根県2025年1月9日
-
24年11月の実質賃金が4カ月連続減少 米、野菜高騰の影響大2025年1月9日
-
みどりの食料システム確立へ 有機農業推進調整官を設置 農水省2025年1月9日
-
JAが地域ぐるみを主導 環境負荷低減モデル地区53区域に 農水省2025年1月9日
-
【浅野純次・読書の楽しみ】第104回2025年1月9日
-
KUBOTA AGRI FRONTの施設利用料を改定 クボタ2025年1月9日
-
低燃費と操作性を向上 中型ホイールローダ「ZW140-7」「ZW160-7」受注開始 日立建機2025年1月9日
-
異分野連携のきっかけに「農林水産・食品分野オープンイノベーション・チャレンジピッチ」開催 中小機構2025年1月9日
-
JAふじ伊豆「ぬまづ茶 年末年始セール」開催中 JAタウン2025年1月9日
-
「一ノ蔵立春朝搾り蔵見学体験ツアー」初開催 参加者募集中2025年1月9日
-
公式X(旧:Twitter)アカウント開設 井関農機2025年1月9日
-
木南晴夏プロデュース「キナミのパン宅配便」横浜市青葉区の「ココロベーカリー」と提携2025年1月9日
-
米糠摂取で腸内の有用菌が増加 動物実験で証明 信州大と共同研究 東洋ライス2025年1月9日
-
福島のいちご「ゆうやけベリー」フェア 日本橋ふくしま館MIDETTEで開催2025年1月9日
-
肌の乾燥に効く玄米加工品「澄SUMU」パックごはんが新登場 ミツハシライス2025年1月9日