「農林水産祭式典」愛知のたまご農家が「内閣総理大臣賞」受賞 デイリーファーム2023年11月27日
たまご農家のデイリーファーム(愛知県常滑市)は、11月23日に明治神宮会館で開かれた「農林水産祭式典」において、多角化経営部門での内閣総理大臣賞を受賞した。
第62回「農林水産祭式典」でデイリーファーム専務取締役の市田旭宏氏(左)と代表取締役社長の市田眞澄氏
「農林水産祭」は、昭和37年から毎年11月23日の勤労感謝の日を中心に、国民の農林水産業に対する認識を深め、農林水産業者の技術改善と経営発展の意欲の高揚を図るために開かれている。
デイリーファームは、経営母体である養鶏業から、卵の直売所と自社生産のこだわり卵を使ったスイーツ店、農家レストラン、ベーカリーを運営する「ココテラスの丘」を開設し、卵の6次産業化で経営を安定させた。運営するスイーツ店やレストランは、常滑市内でも有数の観光地として年間15万人の来客と地域雇用の創出に貢献。また、地元中学校の職業体験や食育への取組などが評価された。
ココテラスの丘商品
11月23日に明治神宮で開催された新嘗祭には、地域の米農家と連携し、鶏糞堆肥で栽培された飼料用米を餌に配合した同社の卵を奉納。同社は、「たまごで人をしあわせに」の経営理念のもと、地域雇用の創出や、地元の食育活動と地域のお米を採用したSDGsの活動に取り組んでいる。
重要な記事
最新の記事
-
米農家(個人経営体)の「時給」63円 23年、農業経営統計調査(確報)から試算 所得補償の必要性示唆2025年4月2日
-
移植水稲の初期病害虫防除 IPM防除核に環境に優しく(1)【サステナ防除のすすめ2025】2025年4月2日
-
移植水稲の初期病害虫防除 IPM防除核に環境に優しく(2)【サステナ防除のすすめ2025】2025年4月2日
-
JAみやざき 中央会、信連、経済連を統合 4月1日2025年4月2日
-
サステナブルな取組を発信「第2回みどり戦略学生チャレンジ」参加登録開始 農水省2025年4月2日
-
JA全農×不二家「ニッポンエール パレッティエ(レモンタルト)」新発売2025年4月2日
-
【役員人事】農林中金全共連アセットマネジメント(4月1日付)2025年4月2日
-
【人事異動】JA全中(4月1日付)2025年4月2日
-
外食市場調査2月度 市場規模は2939億円 2か月連続で9割台に回復2025年4月2日
-
JAグループによる起業家育成プログラム「GROW&BLOOM」第2期募集開始 あぐラボ2025年4月2日
-
2025年クボタグループ入社式を開催2025年4月2日
-
【役員人事】農林中金ファシリティーズ(4月1日付)2025年4月2日
-
【役員人事】PayPay証券(4月1日付)2025年4月2日
-
【人事異動】ヤンマーホールディングス(4月1日付)2025年4月2日
-
【人事異動】コメリ(4月1日付)2025年4月2日
-
鳥インフル 英カンブリア州など3州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年4月2日
-
片倉コープアグリ アクプランタと協業 高温・乾燥対策資材「スキーポン」を全国展開2025年4月2日
-
頭の体操「ゆっくり健康マージャン」宮前センターで初開催 パルシステム神奈川2025年4月2日
-
鹿児島県志布志市へ企業版ふるさと納税 1100万円など寄附 渡辺パイプ2025年4月2日
-
JA埼玉中央「農業従事者専用ローン商品」取り扱い開始 オリコ2025年4月2日