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東京証券取引所TOKYO PRO Marketへ上場 マイファーム2023年11月28日

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株式会社マイファーム(京都府京都市)は11月27日、東京証券取引所TOKYO PRO Marketに株式上場したことを発表。農業ソーシャルベンチャーとしては日本初の上場となる。

マイファームの取組む事業の全体像

マイファームは、体験農園事業・農業教育事業・流通販売事業・農業コンサルティング・農業関連サービス・農作物生産など、多岐の農業とソーシャルビジネスをかけ合わせた事業を通じて、農業界から社会課題の解決を目指している。

創業当初は、体験(貸し)農園サービスを初めて全国展開し、その後、全国に先駆けて社会人向け農業スクールを開校。現在では北海道札幌市に拠点を置く「札幌静修高校」の運営にも関わり、高校生から大人まで、農業に携わる人口を増やすことで農業界・地域社会の課題解決に向けた事業を展開している。

マイファーム代表取締役の西辻一真氏マイファーム代表取締役
西辻一真氏

また、農業ベンチャー企業では珍しく、実際に農地を賃借し、複数地域での「認定農業者」を取得して農作物を生産。多くの事業を通じて、社会との接点を増やし、循環させ、関わった人々がさらに経済圏を広げることで、農業が本来持つ価値・未活用の価値を伝えている。

同社は上場後、海外への進出を強化するとともに、新規事業として、①マレーシアでのドリアンの生産・日本国内販売、②お茶の生産・販売、③幼児・子ども向け農業体験施設、の3つを予定している。

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