農水省「あふ食堂」でノウフク農畜産物を使ったクリスマスメニューを提供2023年12月18日
飲食事業と水産事業を展開するSANKO MARKETING FOODSは12月18日~22日、農林水産省の職員食堂「あふ食堂」で、農福連携の推進に向けたノウフク食材を使ったクリスマス特別メニューの販売する。
クリスマススペシャルワンプレート 管理栄養士メニュー
「農福連携」は、農業と障害福祉が連携し、障害者の農業分野での活躍を通じて、農業経営の発展と障害者の自信や生きがいを創出し、社会参画を実現する取り組み。1次産業者の担い手が不足している農業分野にとっては、次世代の担い手づくりや荒廃農地の活用、産業の維持発展につながると期待され、広がりを見せている。
チキンオーバーライス 週替丼
同社は、農福連携食材を取り入れたメニューを通じて、農福連携とその食材の魅力を伝え、生産物の販路拡大につなげるため、今回はクリスマスと農福連携の食材をテーマに、あふ食堂では「クリスマススペシャルワンプレート」と「チキンオーバーライス」を販売する。
「クリスマススペシャルワンプレート」(830円)には、社会福祉法人白鳩会(鹿児島県)花の木農場の『花の木ポーク』を使用。同事業者は、「ノウフク・アワード2020」グランプリを受賞した、農福連携のパイオニアで、知的障害者、精神障害者、後天性の難病患者やシングルマザー、触法障害者や養護学校の非行者、他施設の処遇困難者など、生きづらさや働きづらさをかかえる140人が働いており、20種類以上の野菜等の生産、牛や豚などの飼育・解体・精肉・食肉加工、パン製造、レストランの接客に至るまでほぼ全ての作業に障害者が携わっている。また、「チキンオーバーライス」(850円)の食材は、「社会福祉法人こころん」 こころんファーム養鶏場の『鶏肉』を使用。「ノウフク・アワード2020」で優秀賞を受賞した同事業者は、多機能型事業所として、主に精神障害者など利用者30人が養鶏のほか、野菜の栽培、加工、直売所の運営などに携わり、青果物(玉ねぎ・キクイモ・さやえんどう)、畜産(養鶏)でJGAPを取得している。価格はいずれも税込。
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