JA香川県 業務改革推進へ ディサークル「POWER EGG」を導入2023年12月20日
ディサークルは12月19日、同社が開発した業務のデジタル化ツール「POWER EGG(パワーエッグ)」が、JA香川県に「業務改革」を推進するための基盤として導入され、12月に稼働開始したことを発表した。
「POWER EGG」は、汎用申請ワークフロー、Webデータベース、グループウェアなどの機能を保有し、業務プロセスの可視化、既存業務のペーパーレス化、大幅な業務の効率化を実現するソリューション。11月末時点で、自治体、金融機関など1530社、約58万4000ライセンスの販売実績がある。
「POWER EGG」採用の背景
農業者の後継者不足、農産物の消費・流通構造の急激な変化等の厳しい環境のなか、JAは「農業者の所得増大」「農業生産の拡大」「地域の活性化」の3つを基本目標に、「持続可能な農業」と「豊かで暮らしやすい地域社会」を実現するための自己改革に取り組んでいる。
JA香川県は、自己改革の一環で、環境負荷軽減の取り組みとしてカーボンニュートラル(温室効果ガスの排出量と吸収量の均衡)の観点も踏まえ、ペーパーレスによる業務改革を目的に、「POWER EGG」の汎用申請ワークフロー、Webデータベースの機能の採用を決めた。
JA香川県では、発生頻度、業務の流れ、内部統制、データベース化の必要性等を考慮し、優先的に改善すべき25業務を選定して効果測定を実施。「POWER EGG」の導入により、各種書類の回覧や決裁業務をペーパーレス化することで、年間紙使用量約58万枚の削減を目指す。また、決裁の電子化により、意思決定を迅速化。書類の持ち回りや保管・検索などを削減することで、年間約1万5000時間の削減を目指す。さらに、各部署からあがる数多くの情報を一元管理することで、業務・情報が可視化され、必要な人に必要な情報をリアルタイムに共有する。
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