日本に「ボランティア」を紹介した人物とは『賀川豊彦と考えるボランティア』発刊2023年12月21日
パルシステム連合会が参画する「関東大震災100年事業賀川豊彦とボランティア」実行委員会は、書籍『まんがでわかる賀川豊彦と考えるボランティア』(600円・税込)を発刊。関東大震災からの復興に貢献した賀川豊彦の足跡とボランティアに対する考えについて、まんがやクイズなどでわかりやすく紹介している。また、オンライン動画と連動したクイズに、タレントの小島よしおさんが登場する。
同書は、まんが家の富士山みえるさんによる「関東大震災そのとき賀川豊彦は」や、タレントの小島よしおさんが登場するクイズなどにより、関東大震災の復興活動を中心とした賀川豊彦の足跡を紹介。また、作家・玉岡かおるさんや料理研究家・枝元なほみさんなどによるエッセイや解説も掲載した。
小島さんが登場するクイズは、オンライン動画と連動しながら、さまざまなエピソードを紹介。動画「小島よしおと一緒に学ぶ ボランティアの父 賀川豊彦」では、小島さんが賀川豊彦記念松沢資料館(東京都世田谷区)を訪問し、館内の展示をめぐりながらクイズに回答する。
賀川豊彦氏は、1910年代から50年代にかけて協同組合や共済・保険、キリスト教、労働運動など多方面で活躍。関東大震災の翌年に日本で初めて「ボランティア」(当時は「ボランチヤ」)を紹介した人物としても知られる。世界的な評価も高く、ノーベル平和賞候補に4度推薦された。
「関東大震災100年事業賀川豊彦とボランティア」実行委員会は、関東大震災から100年にあたり、復興に貢献した賀川豊彦の功績を伝えることを目的に活動。参加団体は、賀川豊彦にゆかりのある協同組合、労働組合、キリスト教関連団体、教育機関、平和運動団体などで構成され、特設サイトの開設やシンポジウムの開催などを実施している。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(133)-改正食料・農業・農村基本法(19)-2025年3月15日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(50)【防除学習帖】第289回2025年3月15日
-
農薬の正しい使い方(23)【今さら聞けない営農情報】第289回2025年3月15日
-
イタリア旅行の穴場【イタリア通信】2025年3月15日
-
政府備蓄米 初回9割落札 60kg2万1217円 3月末にも店頭へ2025年3月14日
-
【人事異動】JA全共連(4月1日付)2025年3月14日
-
【人事異動】JA全中(4月1日付)2025年3月14日
-
(426)「豆腐バー」の教訓【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年3月14日
-
実需者と結びつきある飼料用米 支援継続を 日本農業法人協会2025年3月14日
-
オホーツクの恵み 完熟カボチャからフレークとパウダー JAサロマ2025年3月14日
-
日本一の産地の玉ねぎがせんべいに 産地の想い届ける一品 JAきたみらい(北海道)2025年3月14日
-
みおしずくがクッキーに 日野菜漬はふりかけに JAグリーン近江(滋賀県)2025年3月14日
-
地域の歴史受け継ぎ名峰・富士の恵み味わう かがり火大月みそ JAクレイン(山梨県)2025年3月14日
-
【人事異動】JA全厚連(4月1日付)2025年3月14日
-
高まるバイオスティミュラント普及への期待 生産者への広報活動を強化 日本バイオスティミュラント協議会2025年3月14日
-
岩手県大船渡市大規模火災での共済金手続きを簡素化 JA共済連2025年3月14日
-
【浅野純次・読書の楽しみ】第107回2025年3月14日
-
3月14日は「蚕糸の日」 大日本蚕糸会2025年3月14日
-
種苗・農産物輸出の拡大に向けた植物検疫のボトルネック解消「農研植物病院」へ出資 アグリビジネス投資育成2025年3月14日
-
【役員人事】農中信託銀行(4月1日付)2025年3月14日