台湾で静岡県の地酒をPR 国際酒類プロモーションに初出展2023年12月29日
静岡県台湾事務所が12月8日、台北市内で行われた酒類の見本市「2023年國際酒類産品貿易推廣會(2023年国際酒類プロモーション)」に参加し、静岡県の地酒をPRした。
香り豊かな静岡県の日本酒は、来場者から好評を博した(8日、台北市)
台湾企業約6500社が加盟する「台北市進出口商業同業公会(IEAT)」が主催した今回の展示会には、約70の団体が参加し、世界各地の500種類以上の酒類が出品された。
同事務所では、静岡県マーケティング課が県産食品の販路拡大のため台湾に配置している輸出・販路開拓のアドバイザー「ふじのくに通商エキスパート」の丸虎国際顧問有限公司にブースの運営を委託し、静岡県産の日本酒6種をPRした。また、(公財)日本台湾交流協会台北事務所の協力で、来場者へ配付するための商品紹介カードを作成し、商品酒の特徴や魅力を来場者に伝えた。香り豊かな静岡県の日本酒は、来場者から好評だった。
このほか、日台交流協会のブースでは、掛川市のお茶生産者が商品化した、緑茶を使ってシャンパンのように泡立つ酒「ちゃんぱん」(通称)をPR。茶の色や風味を活かした酒が、多くの人の関心を集めた。
通商エキスパートは、台湾で開催される食品展等における県産品のPRのほか、台湾へ県産食品の販路開拓を考えるの静岡県内の事業者からの相談等に随時対応している。
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