ホームセンターのジュンテンドー JAしまねと協業に向けて協議開始2024年1月12日
中国・近畿地方に約130店舗のホームセンターを展開する株式会社ジュンテンドー(島根県益田市)は1月10日、JAしまねと協業に向けた協議を開始することで基本合意したことを発表。両者の経営資源や経営ノウハウを相互に有効活用し、地域の農業を支える基盤として、より高い機能を備えた協力関係の構築をめざす。
ジュンテンドーは、経営理念に「地方都市・中山間地・離島のなくてはならないインフラになろう」を掲げ、農業園芸部門の強化とロイヤリティの向上を図っている。一方、「農業振興」「地域振興」を掲げるJAしまねは、組合員の利便性向上を課題としていることから、両者で協業に向けて検討を始めた。
これまでも同社の店舗網では、JAしまね (島根おおち地区本部)の植物苗、正月飾り、お米を販売しており、JAブランドの品質と信頼は農家や一般の消費者に高く支持されている。
協業により、ジュンテンドーは、農業園芸部門の強化とロイヤリティの向上が、JAしまねでは組合員の利便性向上が見込まれる。今後、商品供給・販売、営農指導等の農業に関する事項に関し、具体的な内容の合意を目指す。
ジュンテンドーは1894(明治27)年、医薬品販売業 順天堂として創業。1969(昭和44)年に日本初のホームセンターとして、島根県益田市に「ハウジングランド順天堂駅前店」を開店した。現在は、中国地方、近畿地方に約130の店舗ネットワークを展開。"ホームセンターは農業・園芸・資材・金物・工具・ワーキングの専門店である"を基軸に事業を展開している。
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