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「LCA日本フォーラム表彰」最高賞 日化協と共同受賞 住友化学2024年1月24日

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(一社)日本化学工業協会と住友化学は、化学産業における製品カーボンフットプリント(CFP)算定推進の取り組みを対象として、第20回LCA日本フォーラム表彰において最高賞の「経済産業省 産業技術環境局長賞」を受賞した。

LCA日本フォーラムは、ライフサイクルアセスメント(LCA)に関わる産官学の交流促進とLCAの啓発・普及活動の推進を目的とするプラットフォーム。同表彰は経済産業省などの後援により2004年度から実施されており、日化協は第9回に続く2度目の最高賞受賞、住友化学は第11回のLCA日本フォーラム会長賞および第18回の奨励賞に続く3度目の受賞になる。

今回の受賞は、日化協と住友化学が連携した以下の取り組みが、社会全体のカーボンニュートラル実現に向けた実効性に富む活動として評価された。

・日化協が、化学産業におけるサプライチェーン全体のCFP算定に関する知見を取りまとめ、2023年にガイドラインとして公開したこと。

・住友化学が、国際基準に準拠したCFP算定システム(CFP-TOMO)を2021年に開発し、他社へ無償で提供していること。さらに日化協と連携し、上記のガイドラインにも準拠させた上で、さらなる普及に努めていること。

国内では2023年3月に、経産省が「カーボンフットプリント・レポート」「カーボンフットプリント・ガイドライン」を発行し、業界別算定ルールを定めることを推奨している。日化協は、社会全体の温室効果ガス(GHG)排出量削減に貢献することを目指し、他業界に先駆けてガイドラインを策定・公開。また、住友化学のCFP-TOMOは、連産品や副産品などが複雑に関係する化学製品のCFPを簡易かつ効率的に算定できるツールとして、日化協加盟会社を中心に現在100社以上で活用が進んでいる。

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