「ひきこもりVOICE STATIONフェス」に参加 パルシステム連合会2024年1月24日
パルシステム連合会が企画参加する「ひきこもりVOICE STATIONフェス」が2月10日、渋谷区の渋谷ヒカリエホールで開催。ひきこもり経験者や支援者の生の言葉と抱える気持ちを経験がない人たちへ伝え、理解を深める。オンラインで同時配信。
ひきこもりVOICE STATIONフェスは、厚生労働省が主催し、当事者や家族会、大学など知見を有する企画委員の参加により開かれる。第1部では、ひきこもり経験のあるゲスト、演出家宮本亞門さんと支援団体の(一社)hito.toco代表理事の宮武将大さんを会場に招きタレントの高橋みなみさんと、リモートで当事者の話を聞く。
また、TOKYO MXで放映した「ひきこもりボイスTV」や政府特設サイト「146万人のボイスプロジェクト」で募集した当事者の思いなどもあらためて紹介し、社会や周囲、自分自身が求める「ふつう」や「当たり前」の価値観との葛藤など、生きづらさを抱える人たちの実像を伝える。
第2部は、ジャーナリストの浜田敬子さんをモデレーターとし、当事者や支援者のパネリストとともに2023年に開かれた全国キャラバンのようすを振り返り、誰もが生きやすい地域づくりについて考える。イベント後は、相談会を開催。会場とオンライン、電話での相談から選択でき、多様な価値観の人たちとのかかわりにいったんブレーキをかけ、心を休めているのは一人だけではないと伝い合える場を作る。
内閣府調査によると、病気などの理由がなく6か月以上ほとんど外出しない「ひきこもり」は146万人いると推計されている。パルシステムは多様な立場にある人たちへの理解を広めるため、情報メディア「KOKOCARA」での記事配信や連携団体くらしサポート・ウィズの「ひきこもり女子会」開催に協力。今回の企画もパルシステムの利用者をはじめ、連携団体などと協力し、より多くの参加を呼びかけている。
◎「ひきこもりvoice stationフェス」開催概要
日時:2月10日 13時~16時20分
会場参加:先着100人
オンライン参加:YouTube Live配信
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