今も続く原発事故の影響「フクシマを考えるフォーラム2024」開催 パルシステム千葉2024年2月6日
生活協同組合パルシステム千葉は2月18日、県内の7団体と「フクシマを考えるフォーラム2024」を船橋市勤労市民センター(船橋市)で開催。13年を経てなお福島第一原発事故の影響を受けている地域の課題を映画上映や支援団体による活動の経験から考える。
同フォーラムでは、映画「放射線を浴びたX年後Ⅲ サイレント・フォールアウト 乳歯が語る大陸汚染」を上映。この映画は、1951年からアメリカネバダ州で繰り返された核実験による放射能汚染の実態を解明しようとする女性たちの運動を描いている。映画の上映を通じ、見えない放射能がもたらす影響で、今なお故郷に帰れない福島の人々の現状を考える。
また、国際環境NGO FoE Japan理事の満田夏花さんは、原発事故被害者の支援活動の経験などから、避難により変わりゆく人々のつながりやコミュニティの置かれる状況などを伝え、ALPS処理水や除染土の今後の取り扱いなど、終わらない原発事故の課題を問いかける。このほか、主催の「フクシマを考えるフォーラム2024実行委員会」を構成する8団体は、原発事故後に向き合ってきた課題や活動を紹介する。
◎「フクシマを考えるフォーラム2024」開催概要
日時:2月18日13時30分~16時30分
会場:船橋市勤労市民センター・地下ホール(船橋市本町4-19-6)
参加費:無料
定員:300人
申込締切:2月10日
<プログラム>
13時30分~15時
映画上映「放射線を浴びたX年後Ⅲ サイレント・フォールアウト 乳歯が語る大陸汚染」
15時10分~16時10分
講演「『見えない化』される原発事故の今」 満田夏花さん(国際環境NGO FoE Japan理事)
16時10分~16時30分
主催「フクシマを考えるフォーラム2024 実行委員会」構成団体の活動紹介
エナガの会/甲状腺検診ちばの会/脱原発市川市民の会/自給エネルギーの会
千葉県放射性廃棄物を考える住民連絡会/なのはな生活協同組合
生活クラブ生活協同組合(千葉)/生活協同組合パルシステム千葉
(画像)
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