5000世帯へ商品を配送「伊達センター」開所式 16日に開催 パルシステム福島2024年2月8日
生活協同組合パルシステム福島は2月16日、県内3か所目の配送拠点となる伊達センター(伊達市保原町)の開所式を開催。同センターは伊達市、福島市など県北エリア5000世帯への商品配送を担う。
開所式は来賓に、伊達市の須田博行市長や地域の居場所づくりで連携するNPO法人保原中央自治振興会の佐藤貞夫理事長などを来賓に迎えて開催。同センターを建設した常磐開発株式会社をはじめパルシステム福島や配達委託会社の株式会社パルシステム・イーストの役職員など約50人が出席する。
センター建設に当たっては、グループが掲げる2050年カーボンニュートラルの目標実現に向け、自家消費用の10kwソーラーシステムやEV車両が充電できる駐車スペースなどを設置。空調設備はヒートポンプ方式を採用し、事務スペースに断熱効果の高いペアガラスを導入することで節電と快適な作業環境を両立している。また、冷凍・冷蔵設備には、環境負荷の少ない冷媒R463Aを採用するなど、地域のくらしを支える新たな一員として可能な限り環境面にも配慮する。
伊達センター外観
このほか、センター内には、託児室付きのキッチンスペースを併設し、パルシステムの宅配商品を使った料理教室などさまざまなイベントの会場として活用される。また、地域団体などと連携した企画も開催し、モノだけでなく人も集える場所として愛されるよう場所になることをめざす。
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