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2023年度CDP「気候変動」「水セキュリティ」でAリスト企業に選定 明治2024年2月20日

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明治ホールディングスは、国際環境非営利団体のCDPから、「気候変動」と「水セキュリティ」の両分野に関して、企業の透明性と実績におけるリーダーシップが認められ、最高評価の「Aリスト企業」に選定された。

同社は、「気候変動」で2年連続、「水セキュリティ」で3年連続の選定。2023年度の「CDP気候変動質問書」と「CDP水セキュリティ質問書」を通じて報告されたデータによると、同社は2万1000以上の評価対象企業のうち、両分野でAリストに認定された61社の中の1社となる。

CDPは詳細かつ独立した評価手法で、企業の情報開示の包括性、環境リスクの認識とマネジメント、野心的で有意義な目標設定など、環境に関する先駆的なベストプラクティスの開示に基づいて、AからD-までのスコアを付与している。当該スコアは、ゼロ・カーボン、サステナブルでレジリエント(強靭)な経済に向けた投資や調達の意思決定を推進するために広く利用されている。

明治グループは 2021年3月に発表した長期環境ビジョン「Meiji Green Engagement for 2050」において、「気候変動」、「水資源」、「資源循環」、「汚染防止」の4つの領域で目標を設定。「気候変動」に関しては、2050年までに「サプライチェーン全体で CO2などの温室効果ガス排出量を実質ゼロ(カーボンニュートラル)」と「自社拠点における総使用電力量に占める再生可能エネルギー比率100%」を目標として設定している。また、「水資源」に関しては、2050年までの目標として「自社拠点の水使用量(売上高原単位)を2017年度から50%削減」と「製品原料として使用する水の水源涵養率 100%(ウォーターニュートラル)」を掲げている。

今回の選定について同社は、「目標設定や具体的な取り組みの情報開示などが総合的に評価された」としている。

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