現場発アイデアで業務を改善「パルラインカップ」開催 パルシステム連合会2024年2月20日
パルシステムグループの物流を担うパルラインは3月1日、パルシステム連合会本部(新宿区大久保)で現場の業務改善の成果を競う「パルラインカップ」を開催。働き手の視点から出されたアイデアや工夫を紹介する。
2022年度開催の第6回パラインカップ表彰式
「パルラインカップ」は、カタログや商品の個人別セット、食品加工など生協宅配の物流を支える業務効率化の工夫と成果を競う社内イベント。10事業所で働く正規・パート2780人の全社員から募り、予選を勝ち抜いた業務改善のアイデア10事例を審査する。プレゼンには、オープン参加として精肉専門会社のパル・ミートも加わる。
審査では、各事業所合わせ1日200万点超の商品を仕分けるセットラインで、誰もが安全かつ衛生的にミスを削減し作業できる教育プログラムの工夫や身体的負担軽減のための機材改善など、作業効率化やコスト削減につながる細やかな現場目線の提案と実践を評価する。
第7回目となる同審査では初めて、障がい者や長期無業者などの社会的包摂就労を推進する「ジョブコーチ」による誰もが働きやすい職場づくりの成果も発表。パルシステム連合会からは渋澤温之専務理事をはじめ、物流や農産加工の担当部門の責任者6人も審査に参加し、宅配事業の礎となる現場の功労を称える。
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