ライスレジン製カトラリーを導入、有料化 年間3.7tプラ削減へ コープさっぽろ2024年2月21日
生活協同組合コープさっぽろは4月16日、店舗で配布しているプラスチック製の先割れスプーンやデザートスプーンなどのカトラリーを廃止し、ライスレジン製のカトラリーに変更。これに伴い、先割れスプーン4円、デザートスプーン2円の有料とする。
ライスレジン製のカトラリー
コープさっぽろは、CO2の削減推進を目標とし、レジ袋の有料化を始め、レジ袋の利用を辞退すると0.5円を基金に積み立て、植樹を行うなど環境活動を推進。組合員の協力で2019年度のレジ袋の辞退率は88.8%と高い数値を維持している。また、2023年5月からライスレジン製のレジ袋を導入し、10月には全店で導入するなど、プラスチックの削減や廃棄される古米や屑米等などの活用に向けて取り組んでいる。
このほど、さらなるプラスチックの削減や廃棄米の活用を考え、カトラリーを導入し有料化することになった。これに伴い、店舗で無料で配布するプラスチック製品はなくなり、年間3.7トンのプラスチックを削減できる見込み。
「ライスレジン」は、非食用米を活用した国産バイオマスプラスチック。食用に適さない古米、精米時に発生する屑米など、廃棄される米をプラスチックへアップサイクルしたもの。ライスレジンを使うことで、海外情勢や石油の相場に左右されることなく安定供給が可能となる。
重要な記事
最新の記事
-
「地域と食を守る農政が筋」 国民民主党衆院・玉木雄一郎議員に聞く(2)2024年12月25日
-
加工原料乳生産者補給金 0.23円増の11.90円/kg 黒毛和種保証基準価格 1万円引き上げ 2025年度畜産物価格2024年12月25日
-
【小松泰信・地方の眼力】輸入米で輸入するもの2024年12月25日
-
農山漁村の関係人口増加めざし官民で共創 農水省2024年12月25日
-
2月19日に国際協同組合年キックオフイベント オンライン参加を募集 全国実行委員会2024年12月25日
-
中山間地域の農業維持にスマート農業 WEBミーティングで事例紹介 全農2024年12月25日
-
生乳の需給調整 全国的な取り組み促進 補助事業とのクロスコンプライアンス導入 農水省2024年12月25日
-
輸入米「争奪戦」過熱 SBS入札で7年ぶり完売 業務用で引き合い強く小売にも2024年12月25日
-
1位の北海道 前年比4.3%増の1兆3478億円 23年の都道府県別農業産出額 農水省2024年12月25日
-
農業総産出額 5.5%増加 9兆4991億円 農水省2024年12月25日
-
鳥インフル ポーランドからの家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年12月25日
-
第12回「食品産業もったいない大賞」AIとビッグデータ活用の食品ロス削減に農水大臣賞2024年12月25日
-
2月4日に新春の集い 袴田ひで子さん、むすびえ・湯浅誠理事長、伊那食品工業・塚越寛最高顧問が講演2024年12月25日
-
ふるさと納税サイトで「見える化」特集ページ「みえるらべる」全国へ拡大 農水省2024年12月25日
-
「農山漁村」経済・生活環境創生プロジェクト始動 農水省2024年12月25日
-
「JAヨリアイin東京2024」 「対話する協同組合が生み出すもの」を考える2024年12月25日
-
農薬出荷数量は3.3%減、農薬出荷金額は3.0%増 2024年農薬年度出荷実績 クロップライフジャパン2024年12月25日
-
【人事異動】東邦化学工業(2025年1月1日付)2024年12月25日
-
農・食の魅力を伝える「JAインスタコンテスト」グランプリは「JAふくしま未来とJA幕別町2024年12月25日
-
「NHK歳末たすけあい」へ寄付 JA全農2024年12月25日