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憤りを笑いで伝える「お笑い米軍基地」トークイベント開催 パルシステム東京2024年2月21日

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生活協同組合パルシステム東京は3月2日、沖縄を拠点に活動するお笑い芸人の小波津正光さんによるトークイベントを東新宿本部で開催。国内の米軍基地面積の74%が集中する、沖縄のさまざまな現実をコメディにした舞台「お笑い米軍基地」の裏側を伝える。

うちなんちゅと米兵のやり取りをコントにして上演うちなんちゅと米兵のやり取りをコントにして上演

同イベントでは、コント集団「お笑い米軍基地」の舞台動画を視聴する。米軍の存在により、沖縄で日常的に引き起こされるさまざまな問題を「ありえないコメディ」として捉え、風刺するコントで、会場を沖縄と中継でつなぎ、舞台を主宰する小波津さんがコントに込めた思いを語る。

2004年、沖縄国際大学に米軍ヘリが墜落した翌日、本土の新聞は「アテネ五輪平和の祭典開幕」と一面で報じる現状に、小波津さんは意識の落差を覚えたと言う。「沖縄では聖火じゃなくてヘリコプターが燃え上がってる」と怒りの思いをコントのセリフにしたことをきっかけに、「お笑い米軍基地」が誕生した。怒りや抗議の声をあげるより、笑いの力が生む関心と共感で現状を変えることをめざし、20年にわたり沖縄の矛盾と不条理をネタにして伝えている。

沖縄の現状を笑いに変え伝える小波津正光さん沖縄の現状を笑いに変え伝える小波津正光さん

◎「沖縄の基地問題を笑い飛ばす お笑い米軍基地の舞台裏」開催概要
日時:3月2日10時~12時
会場:パルシステム東京東新宿本部2階会議室(東京都新宿区大久保2-2-6)
講師:小波津正光さん(芸人「お笑い米軍基地」企画・脚本・演出)
参加費:無料
申込締切:2月22日12時
定員:80人
対象者:パルシステム利用者と同伴者

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