5年ぶりの会場開催 文弥人形上演会『トキを育むお米』生産者が演じる伝統人形芝居 パルシステム2024年2月26日
パルシステム連合会は3月10日、「文弥人形上演会」を町田市文化交流センター(町田市原町田)で開催。新潟県佐渡島に伝わる国の重要無形民俗文化財「文弥人形」上演のほか、米作りを通じたトキの保全活動などを紹介する。
佐渡島のトキ
2009年に始まった「文弥人形」の上演会は、新型コロナウイルスの感染拡大で2020年以降は中止やオンラインでの開催が続いていたが、5年ぶりに会場で上演される。「文弥人形」は、新潟県佐渡島に伝わる国の重要無形民俗文化財のひとつで、江戸時代に始まる浄瑠璃の一派「文弥節」にのせて演じる人形芝居。大正時代に末期には後継者が減り、終戦後は存続の危機に陥ったが、その後1970年代後半から島ぐるみで保存活動が始まり、現在まで受け継がれている。
佐渡の伝統芸能「文弥人形」
伝統の人形芝居を演じる野浦双葉座は、島内一の規模を誇る文弥人形一座。座員は「トキを育むお米」の生産者でもあり、半農半漁の暮らしのなか稽古に励み、全国各地で公演を重ねてきた。
佐渡こしひかり
『トキを育むお米』
『トキを育むお米』は、パルシステムと産直提携を結ぶ生産者が慣行栽培よりも化学合成農薬や化学肥料を削減して栽培しているお米。
「トキも人もすみやすい」環境保全型の農業を目指して、行政やNPO法人などと連携しながら棚田の再生に取り組んでいる。
あぜ道にも除草剤は使わず2週間に1度は草刈りをするなど、生産者がていねいに手をかけて育てている。
◎「文弥人形上演会」開催概要
日時:3月10日13時30分~16時
会場:町田市文化交流センター6階ホール(町田市原町田4丁目1番14号)
参加費:無料
オンライン視聴申込締切:3月10日午前中
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(174)食料・農業・農村基本計画(16)食料自給率その他の食料安全保障の確保に関する目標2025年12月27日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(91)ビスグアニジン【防除学習帖】第330回2025年12月27日 -
農薬の正しい使い方(64)生化学的選択性【今さら聞けない営農情報】第330回2025年12月27日 -
世界が認めたイタリア料理【イタリア通信】2025年12月27日 -
【特殊報】キュウリ黒点根腐病 県内で初めて確認 高知県2025年12月26日 -
【特殊報】ウメ、モモ、スモモにモモヒメヨコバイ 県内で初めて確認 高知県2025年12月26日 -
【注意報】トマト黄化葉巻病 冬春トマト栽培地域で多発のおそれ 熊本県2025年12月26日 -
【注意報】イチゴにハダニ類 県内全域で多発のおそれ 熊本県2025年12月26日 -
バイオマス発電使った大型植物工場行き詰まり 株式会社サラが民事再生 膨れるコスト、資金調達に課題2025年12月26日 -
農業予算250億円増 2兆2956億円 構造転換予算は倍増2025年12月26日 -
米政策の温故知新 価格や流通秩序化 確固たる仕組みを JA全中元専務 冨士重夫氏(1)2025年12月26日 -
米政策の温故知新 価格や流通秩序化 確固たる仕組みを JA全中元専務 冨士重夫氏(2)2025年12月26日 -
米卸「鳥取県食」に特別清算命令 競争激化に米価が追い打ち 負債6.5億円2025年12月26日 -
(467)戦略:テロワール化が全てではない...【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月26日 -
【スマート農業の風】(21)スマート農業を家族経営に生かす2025年12月26日 -
JAなめがたしおさい・バイウィルと連携協定を締結 JA三井リース2025年12月26日 -
「省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業」採択 高野冷凍・工場の省エネ対策を支援 JA三井リース2025年12月26日 -
日本の農畜水産物を世界へ 投資先の輸出企業を紹介 アグリビジネス投資育成2025年12月26日 -
石垣島で「生産」と「消費」から窒素負荷を見える化 国際農研×農研機構2025年12月26日 -
【幹部人事および関係会社人事】井関農機(1月1日付)2025年12月26日


































